愛子様の初遠足も日本代表に巻選手が選ばれたこともどうでもいいんです。シネシティー文化が休館とはどういうことでしょうか。
生まれも育ちも天文館のこの私。映画館は歩いていくところなんです。わざわざいくのはいやなんです。ミッテ10は遠いんです。
日常の隣にある非日常、それが私にとっての映画館。今、天文館ではビデオやDVDも満足に借りれません。この上、映画館までなくなるなんて・・・。
天文館在住文科系男子の未来はどんより曇り空です。
お客様にご紹介していただいた本”結晶物語ー水が教えてくれたことー”。とても興味深い内容です。
水をふたつのガラス瓶に入れ、一方には”ありがとう”、もう一方には”ばかやろう”と書いた紙を貼ります。すると、”ありがとう”と書いた方の水はきれいな結晶を形作り、”ばかやろう”と書いた方の水は結晶を形作れませんでした。
この他にも様々な実験を行っていて、その結果は一つのことを示します。
この世の全てのものは波動を持ち、それがお互いに色々作用しているということです。波動は思うだけでも発生します。つまり、感謝の気持ちも嫌悪の気持ちも相手に通じるということなんです。
水の結晶という目に見えるモノが実証のツールとなっているので、非常に分かりやすく、説得力を感じます。そして結晶の写真を見ているだけで心が洗われます。面白い本です。
私も営業前に浄水器に声をかけましょう。「いつもありがとう」と。今までよりさらにおいしくなるはずです。
結晶物語
江本 勝 / サンマーク出版
スコア選択: ★★★★
今日は母の日。とりあえず電話。久しぶりに声を聞きました。
何を言うでもなく、近況報告。電話とはいえ、やっぱりこっぱずかしい。
なのでこの場を借りて、
「母さん、ありがとう。色々あるけどがんばりましょう。体には気をつけてね。」
珈琲と洋酒 水 には女性誌”Oggi”をおいているのですが、大した理由はないんです。何でも良かったんです。ただモデルさん(小泉里子さん)の顔が私の好みだったんです。
って話をお客様としてますと、『犬顔が好きなんだね。』と言われました。
「え?・・・犬顔?」正直そのカテゴライズの仕方にピンときません。
「ちなみに・・・(この21世紀の日本において私が最も美しいと思い、我が心のミューズと崇めている)加藤あいは何顔ですか?」
『典型、犬顔よ!』
ほーっ!!目から鱗がボトボト落ちました。私の好みは犬顔さんらしいです。初めて気付きました。というか、いまだにどういうのが犬顔なのかは曖昧なんですけど、自分の中での筋は一本通っているみたいです。
皆様のお近くに犬顔さんはいらっしゃいませんか?お誘いあわせの上ご来店ください。いつもよりサービスがいいかもしれませんよ。
Oggi (オッジ) 2006年 05月号 [雑誌]
/ 小学館
スコア選択:
韓国映画”復讐者に憐れみを”、かなりヘビーな作品だ。監督は”JSA”のパク・チャヌク。この作品のあとの”オールド・ボーイ”、”親切なクムジャさん”で復讐3部作を成す。また”オールド・ボーイ”ではカンヌ映画祭でグランプリを受賞している。
前半の1時間は主人公たちに次々と不幸なことが起こる。人生の無常さ。運命の皮肉さ。
後半の1時間は主人公たちがそれぞれの復讐をしていく。復讐が復讐を呼び、その連鎖は止まらない。最終的に彼らは対峙することになる。全ての復讐に終止符が打たれる。しかしそこにカタルシスはない。無常観だけが残る。
ただ映画としての作りは非常にうまい。実際、少々無茶な設定やストーリーに説得力を与えているのは、脚本がよくできているからだと思う。登場人物のキャラがたっているし、構成がうまい。
そしてなんといっても演出の力だ。これだけ陰惨で暗い話をきっちりエンターテインメントに仕上げている。カメラ・アングルや画面の明るさなどの視覚的な効果に重きをおいていて、それが功を奏していると思う。
あまり誰でも彼でもに薦められる映画ではないが、もし観るのであれば体調がすこぶるいいときに観たほうがいい。かなりテンションが下がるから。
復讐者に憐れみを デラックス版
/ ジェネオン エンタテインメント
スコア選択: ★★★★
オールド・ボーイ スタンダード・エディション
/ ジェネオン エンタテインメント
スコア選択: ★★★★