珈琲と洋酒 水

来年は11月29日

日曜日にあった桃月庵白酒独演会＠黎明館。
それまでの雨も上がって傘も持たずに黎明館へ。主催者の方が冒頭の挨拶で自分の日頃の行いが悪いから雨が降ってどうのこうのっておっしゃてたけど、その後に出ていらした白酒師匠に『さっきは「私の日頃の行いがいいから雨が上がった」って言ってましたよ』ってバラされててウケる。

そんなまくらからの"転失気"。

知らないことや分からないことは、ちゃんと知らない分からないって言いましょうって噺。ちなみに転失気とは・・・自分で調べましょう。

続いて"笠碁"。

どちらも意地っ張りな大店の旦那たち。下手の横好きである碁を巡って意地の張り合いが愛おしい。

仲入り。

前半ではまだ白酒師匠の酔っ払い姿を観てなかったので、そんな噺を聴きたいと願っていたら"替り目"で存分に堪能できた。

にしても酔っ払いの旦那と素面の奥さんの演技分けの見事なこと。コンマ何秒で切り替わるの、とんでもなく凄いなと思いながら観ていた。噺自体もおもしろいし、諸々を演じる白酒師匠の演技も台詞もおもしろい。そして何より楽しい。私も家の前を通り掛かったうどん屋のお湯で燗つけたいわー。（ってどういう状況？）

来年の鹿児島での独演会は11月29日だそうで、これはまた行かずにはおれないなと思っている今日この頃。鬼が笑っても行くったら行く。

ごきげんよう。

白酒サンデイ

昨日の日曜日で定休日。

ランチは我が家で。

いろいろのっけたトーストとかピクルスとか豆スープとか。

ほんのり軽めで済ますのが休日の我が家ランチ。

雨が上がって向かった先は黎明館。
桃月庵白酒独演会に今年も行きました。感想文は後日。

買いものをして帰宅。

夜も我が家でディナー。
きのこペースト、イカとえのきのバター焼き、豚肉と野菜の炒めもの。

えのきのバター焼きはライスペーパーで巻いてあって、ネット情報ではこれで帆立っぽくなりますって書いてあったんですけど、全然余裕でえのきでした。どこが帆立やねん。でもライスペーパーの使い方が分かったので生春巻きとか作ってみよ。

〆のうまかっちゃん。
ワイフと半分この半ラーメン。よか晩でした。

一夜明けて本日月曜日。

今週は木曜日の営業開始が遅れます。

よしなに。ごきげんよう。

雨降りサンデイ

日曜日で定休日の本日。

雨ですねー。

外出するのも億劫になりますけど今日は外出しなきゃ。

皆様もよい日曜日を。ごきげんよう。

妹ファミリー帰って来たウィークランチ

妹ファミリーが帰って来たが故に営業前宴が2回ありまして、結果的に我が家のランチが減った今週です。

姪っ子も甥っ子も元気過ぎて腹がへる。今週の我が家のランチを子は宝！

火曜日！

麻婆豆腐、おでん。（私担当）
こう見えておかずは温めただけです。でもご飯を炊いて味噌汁を作りました。偉い！（自画自賛）

水曜日！
ベーコンと野菜のパスタ。（ワイフ担当）
そろそろパスタだろうなーと思ったところにパスタ。（以心伝心）

パスタに味噌汁とおでんの卵という組み合わせも全く問題なしです。

木曜日！
は、妹ファミリーと営業前宴初日。

姪っ子のリクエストで豚しゃぶ＠いちにいさん。いくらでも食べられそうな気がしました。

金曜日！
は、妹ファミリーと営業前宴2日目にして最終日。

甥っ子のリクエスト（？）で焼肉＠なべしま。特上ロースの柔らかさとおいしさったらもう。

食べ終わったら姪っ子とあつ森。
52歳の島に6歳がやって来てヒャーヒャー言ってました。

土曜日！本日！

オムライス。（私担当）
ケチャップを持ったら「かつおさん♡」って書いてました。ここのところ毎週のように"じゃあ、あんたが作ってみろよ"オマージュを作ってる気がします。となると来週は鶏天かしら。

そんなこんなでサタデナイ。

今日になって判明したのは、姪っ子が自分の島に持って帰ったと思っていたあつ森内のヒヤシンスが私の島に埋められてました。意味ないじゃん！

本日も通常営業、明日日曜日は休みです。

よしなに。ごきげんよう。

ギリOK

リュック・ベッソン監督・脚本、"レオン 完全版"。
ミルクを愛する殺し屋のレオンは新たな仕事を頼まれる・・・。

レオンのアパートの隣室には家族が住んでいて、娘のマチルダがタバコを吸っているのを目撃するが・・・。

1995年の劇場公開当時に鼻膨らませてふんがふんが言いながら観に行った。すばらしいと思った。当然それまでのリュック・ベッソン作品は全部観ていたし、フランス映画におけるBBCも通っていた。リュック・ベッソン、ジャン・ジャック・べネックス、レオス・カラックス。
なのでフランス制作でありながら舞台がニューヨークの今作は、リュック・ベッソンが商業映画へと踏み出したなと思った。でもそれは悪い意味ではなく、今作のマスに向けたスタイルのバランスこそがすばらしいと思っていた。

時を経て観た。

これは今じゃギリギリの設定だ。レオンとマチルダの関係性、これはめちゃくちゃギリギリ。

レオンが見た目よりも子供（ミルクが好きでふざけるのも好きで文字の読み書きができなくて女性に奥手）で、マチルダが見た目よりも大人（利発で言葉が強くて気も強い）だからこそ、なんとか2人の間に恋愛感情が芽生えるのもあり得なくもないなと思える。ただし演じているのがジャン・レノじゃなかったら、ナタリー・ポートマンじゃなかったら絶対に成立していない。彼と彼女の演技力、脚本の咀嚼力があったからこそ観ていられたのだ。

つまり、ジャン・レノもナタリー・ポートマンもすばらしいんだけど、この脚本を書いたリュック・ベッソンはどうかしてるとしか思えない。少なくとも恋愛観に関しては酷いとしか言えない。これは1995年には全く思わなかった、感じなかったこと。時を経て観ると感じ方も変わる。

この後に"フィフス・エレメント"を観て「ん？」ってなって、続く"ジャンヌ・ダルク"で「もうリュック・ベッソンはいいかな」と思ったのも、この流れだと必然だったんだなと思う。そして数年して"ルーシー"を観て「やっぱり」ってなるわけだ。納得。

"レオン 完全版"　★★★★