珈琲と洋酒 水:映画(配信とか)
2024-03-27T19:11:39+09:00
water-mizu
お酒が飲める喫茶店店主のセキララな胸のうち。
Excite Blog
テルマLOVE、ルイーズLOVE
http://mizugaku.exblog.jp/33782492/
2024-03-27T19:11:00+09:00
2024-03-27T19:11:39+09:00
2024-01-11T21:21:45+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
リドリー・スコット監督、"テルマ&ルイーズ"。
ダイナーで働くルイーズは週末、友人で専業主婦のテルマと旅行に行く予定。だがテルマは夫に言い出せておらず・・・。
1991年の公開当時に映画館で観たかビデオで観たか。それ以来だから実に30年以上振りに鑑賞。
ルイーズがやさぐれた感じの気の強い女性で、テルマが年齢差のあるモラハラ夫に何も言えない気の弱い女性。2人で旅に出てちょっとハメを外したテルマがレイプされそうになったところから逃避行が始まる。観ているこっちは誰が悪いのか分かっているから心情的には正当防衛が成立しているし、途中まではまだ引き返せそうな気がするんだけど、テルマがセックスで覚醒してしまってからはもう手に負えない。
2人の関係性も一時は逆転してテルマがイケイケになってルイーズを引っ張っていく。そして雪だるま式に問題が増えて膨れていき、2人の進むべき道はどんどん危なく狭くなっていく。なんなら堕ちていっていると換言してもいい。
しかしながら彼女たちは堕ちていくのに反比例して生き生きとしていく。自分たちの本来の姿を解放し、ボロボロなんだけど輝いていく。
上の写真が解放前で、これが解放後。
ドブネズミみたいな美しさがある。2人ともめちゃくちゃカッコいい。
ラスト、どうなるか知っていてもグッときた。自ら破滅へ飛び込んでいく姿は"明日に向かって撃て!"を観た時から大好物。
そして実は奇跡的に着地に成功したりして・・・とか、勝手な妄想ができる余地があるところも好き。
"テルマ&ルイーズ" ★★★★☆
]]>
殺し屋の哲学
http://mizugaku.exblog.jp/33655113/
2024-03-22T18:06:00+09:00
2024-03-22T18:06:13+09:00
2023-12-05T20:30:06+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
デヴィッド・フィンチャー監督、"ザ・キラー"。
パリ、ホテルの標的を向かいのビルから狙う殺し屋だが・・・。
殺し屋のモノローグが多い。淡々と仕事を進める様を追っていく、まるで叙事詩のような映画。
失敗したことでベクトルが復讐へと変わるが、同じく殺し屋の復讐劇である"ジョン・ウィック"とは全く異なる。
アクションではなく殺し屋の生活、日常、掟、悲哀を描く。
序盤、BGMの有無で否応にも増す緊張感。フィンチャーの手練れ演出。
以降、何度か出てくる殺し屋のモノローグ。これが成功へのキーワードとして何にでも当てはまりそうなのでメモした。
計画通りにやれ
予測しろ 即興はよせ
誰も信じるな
決して優位に立たせるな
対価に見合う戦いにだけ挑め
感情移入するな 感情移入は弱さを生む
弱いと無防備になる
工程のあらゆる段階で自分に聞け これで何を得られるのか
やるべきことを確実にこなす
もし成功したければ単純だ自分は数少ない1人だと信じていた殺し屋が、数多い内の1人だと考えを改めるのも悪くないと思った。
"ザ・キラー" ★★★★
]]>
共演
http://mizugaku.exblog.jp/33836274/
2024-03-10T10:42:00+09:00
2024-03-10T10:42:38+09:00
2024-02-13T23:19:30+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
安田潤司監督、"素晴らしき日々も狼狽える"。桜島の舞台上でbloodthirthty butyersの"ファウスト"の歌詞を読み上げる女の子がいて・・・。
『僕らの街は、僕らで創る。』をテーマに掲げている【WALK INN FES!】の10年の歴史を紡いだドキュメンタリー。
桜島で開催されたのにはずっと行ってたので、私なりの【WALK INN FES!】があるから観なくてもいいかなーなんて思っていた。
上の写真の瞬間も生で観たし。マジで名シーンだった。
そしたらコロナ禍でどうだったとか、桜島じゃなくて国分ではどうだったとかってあって、その辺は興味深かった。
と、そんなことよりも私個人的に特筆すべきことがある。
2019年のWALK INN FES!、ニートビーツを最前列で観ていて、Mr.PANのギターピックをダイレクトキャッチした。
そんなことを思い出しながら観ていたら、ニートビーツが出てくる直前、0.何秒だけど、私、出てる。確実に出てる。何度も観返したけど出てる。是枝裕和監督の"奇跡"に続いて2作目。
いや、出てることを自慢したいわけじゃない。ここからが特筆すべきこと。
ということはですよ。その後にもちろんThe Birthdayも出てくるわけですよ。チバが歌ってるわけですよ。てことはですよ。
俺、チバと共演してる?という認識でOK?・・・ギリOKでしょう!ありがとうございまーす!
なんか作品とは全然関係ないところで泣けてきたわ。何がどうあれ、観てよかった。
WALK INN FES!、また行かなきゃな。
"素晴らしき日々も狼狽える" ★★★★
]]>
岸井ゆきの熱演
http://mizugaku.exblog.jp/33651655/
2024-02-27T19:08:00+09:00
2024-02-27T19:08:43+09:00
2023-12-04T21:28:43+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
三宅唱監督、"ケイコ 目を澄ませて"。原案は小笠原恵子の自伝、"負けないで!"。2020年12月、東京。先天性の感音性難聴で両耳とも聴こえない小河ケイコは、下町のジムに通うプロボクサーでデビュー戦は勝利していて・・・。
耳が聴こえないっていう状態は、つまり無音の世界なわけで、今この観ている映画の世界の雑音すらも全て彼女は聴こえてないわけだ。
だから彼女はいろんな声をスルーする。レフリーの指示も、セコンドのアドバイスも。そして声をスルーすることに慣れ過ぎて、人の気持ちを想像することもない。仕事の同僚が困っていても気付くことがない。
ボロボロになりながら2勝目をあげたものの、母の心配もあって、いつまで戦うべきか悩むケイコ。時を同じくしてジムの閉鎖がアナウンスされる。けれど次の試合は目の前に迫っている。諸々の葛藤の中、彼女は勝利する。
その勝利への道程で彼女は気付いたんだろう。自分だけじゃなく、みんな何かを抱えていること。みんなに想いがあること。みんながもがいていること。
耳が聞こえない彼女が、目を澄ませたからこそ至った境地。どこへ向かうかは分からないけど、また走り出した彼女にエールを送りたい。
"百円の恋"の時も思ったけど、俳優って凄い。あんなに動きや身体までボクサーになり切れるだなんて。しかも今作じゃ声での演技が封印されているわけだし。岸井ゆきの、すばらしい。
"ケイコ 目を澄ませて" ★★★★
]]>
60分ちょい
http://mizugaku.exblog.jp/33832582/
2024-02-12T08:49:00+09:00
2024-02-12T08:49:35+09:00
2024-02-10T20:34:12+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
阪本裕吾監督、"黄竜の村"。キャンプに行こうとしていた若者たちが乗った車がパンクして・・・。
このツイート(ポスト?)を信じて予備知識ゼロのままNetflixで鑑賞。
Netflixで配信始まった『黄龍の村』
①絶対にググらないこと!
②監督の過去作さえもチェックしない、過去のジャケも見ない!
③出演俳優のことも調べない!
④予告編も見ない!
がオススメ。
「とある村を訪れた若者が大変な目に遭う日本産村ホラー」という情報だけで十分です。いってらっしゃい! pic.twitter.com/mfkx68tFCk— 映画紹介人 ジャガモンド斉藤 (@MondMasa) February 8, 2024
正解。
なので私の感想文もこれにて終了。あしからず。
皆様もよい振替休日を。ごきげんよう。
"黄竜の村" ★★★☆
]]>
鳩がドン!
http://mizugaku.exblog.jp/33638199/
2024-02-06T19:00:00+09:00
2024-02-06T19:00:13+09:00
2023-11-29T21:00:36+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
竹林亮監督、"MONDYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない"。脚本は竹林亮と夏生さえりが中心のストーリーチーム、TAKE C。
月曜日の朝、小さな広告代理店の社員たちは泊まり込んでいたらしく、部内の至る所で目覚める。吉川はプレゼンの準備に追われていて・・・。Netflixで鑑賞。
個人とか2人のタイムループものってよくあるけど、今作は部内の社員たちがみんなループしてしまい、どれだけ日曜日までがんばっても同じ月曜日に戻ってしまう。そしてまた同じ仕事に追われるの繰り返し。皮肉ではなくリアルに。
そのループに気付く者もいれば気付かない者もいるってところがミソ。そりゃいきなり後輩から『実はループしてます』って言われても相手にしないもの。吉川の対応も当然。
けれど諦めない後輩たちが偉かった。ってところからおもしろさが増していき、私的には部長へのプレゼンがおもしろさのピークだった。
そこから物語的には起承転結の転を迎え、思っていなかった結末へと向かい、最終的にはいい話として着地する。
なんかもうアイデアが秀逸。ループものってやり尽くした感があるんじゃないかって思ってたけど、まだまだ全然おもしろくできるんだな。
だけどこうなると劇中でもワードとして出てきた"恋はデジャ・ブ"がまた観たい。あれこそタイムループものの傑作だと今でも思ってる。アマゾンプライムでレンタルしようかな。
"MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない" ★★★★
]]>
B級おバカ青春ファイトクラブ
http://mizugaku.exblog.jp/33635398/
2024-01-23T19:04:00+09:00
2024-01-23T19:04:33+09:00
2023-11-29T00:23:38+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
エマ・セリグマン監督、"ボトムス〜最底で最強?な私たち〜"。
高校生でレズビアンでスクールカースト最底辺の2人はチアリーダーたちと仲良くなろうとするが・・・。
諸々の設定にリアリティがないというか余りにも極端なんだけど、そこはそれ、コメディなんだし懐を深くして観ようって気になる。ていうか気にさせる。
最初は「え?この2人が主人公?」って思ったくらいブスだった2人が、自信を得ると共に徐々にキュートになっていき、周りの対応が変わっていくのと同様、なんか受け入れてしまう。
敵対する高校が襲ってくるとか、身を守るための女子版ファイトクラブとか、みんなして殴り合うとか、本当に「何?どういうこと?」って思うことは多々あるけど、それでも最後まで観たらそれなりにカタルシスはある。
ってところで気付いたんだけど、どうも私、女2人の友情話みたいなのが好物っぽい。和洋を問わず。映画ドラマを問わず。あれもこれもそれもどれもそうだもんな。50歳にして新たな発見。
"ボトムス〜最底で最強?な私たち" ★★★★
]]>
タイトルは秀逸
http://mizugaku.exblog.jp/33635112/
2024-01-12T17:58:00+09:00
2024-01-12T17:58:07+09:00
2023-11-28T20:44:51+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
深作欣二監督、"いつかギラギラする日"。タタキ(強盗)を専門にする3人組。しばらくの間を明け、北海道で大きな仕事があると聞きつけ集まるが・・・。
劇場公開時だったかレンタルビデオだったかで観た以来だから、およそ30年振りに鑑賞。
その頃の私はタランティーノを神と崇めていた。なので今作も作品のカラー的に"レザボア・ドッグス"と比べてしまっていたはず。ゆえにあんまりいい印象がないんだけど、それを確認するためにBSで放送されたのを観た次第。
冒頭でショーケンが出てきただけでめちゃくちゃカッコいよくてテンション上がるし、多岐川裕美はめちゃくちゃきれいだし、千葉真一はナイスボディーだし、これは意外とイケるんじゃないかと思ったんだけど、やっぱりそんなこともなく。
何が盛り下がるって劇伴が受け入れ難い。ジャズのトランペットだかサックスだかでブルーな雰囲気を醸し出しているのが無理。時代錯誤もいいとこ。同時期にタランティーノはサントラを買っちゃうくらいクールなコンピレーションをやってのけてたのに。
音楽でいうと劇中のバンドもなー。メタルこそがロックなの?って思っちゃう。しかもそんなにゴリゴリでもないし。監督を始め製作陣はあんまり音楽に関心がないんだろうなーと感じる。
ただベースがどう見てもジュディマリの人で、調べたら本当にそうだった。しかもこの作品でYUKIと会ってジュディマリに繋がってる。これこそが今作が制作された意味なのかもしれない。
荻野目慶子は怪演。
木村一八演じる角町と荻野目慶子演じる麻衣はボニー&クライドのオマージュなんだろうけど、それもなんか古臭いなと思っちゃう。当時でも。
タイトルはカッコいいのに内容とは合ってないような気がするなーとずっと思ってたけど、これって別の企画のタイトルを拝借したものだって初めて知った。それなら納得。確実にタイトル負け。
深作欣二、こんなもんじゃなかったよなって思って、また"仁義なき戦い"を観たくなってる。
"いつかギラギラする日" ★★★
]]>
黄金と欲望
http://mizugaku.exblog.jp/33426345/
2024-01-10T18:05:00+09:00
2024-01-10T18:05:52+09:00
2023-09-14T01:41:23+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
ジョン・ヒューストン監督・脚本、"黄金"。原題は"The Treasure of the Sierra Madre"。1920年代のメキシコの港町、タンピコ。仕事もなくアメリカに帰る金もないドブズは、同じアメリカ人の同胞に金をせびるしかなかったが・・・。
1948年の作品なのに今観てもめちゃくちゃおもしろい。ていうか今どきの作品と比べると、今作の脚本の方が深いというか教えに満ちている。今どきの作品がアトラクションのようで薄っぺらく感じるという意見も否めない。
主役のドブズを演じるのがハンフリー・ボガートなんだけど、これがまたカッコよくて正しい男じゃないのがとてもいい。欲望にまみれていて、人を信用せず、疑心暗鬼に陥ってしまう男。普通なら二番手の役どころっぽいのに主役なのがすばらしい。
逆に二番手のカーティンが正しい男で、彼らを導くハワードが年齢的に上なのもあって人間力の塊なのがまたすばらしい。ハワードなんて欲にまみれたドブズのことを若さゆえだとか正直だって言うんだから、その経験値と意識の高さに舌を巻く。呪術師ぶれるのも納得。
諸々あって因果応報、運命のいたずら、無に帰すという結末なのが実に皮肉で実におもしろい。あそこで高笑いできるハワード、流石の人間力。コディの家族への気遣いも。
残念だったなって思いは雲散霧消して、彼らに幸あれという気持ちしか残らなかった。
アカデミー監督賞に脚色賞、そしてハワード役のウォルター・ヒューストンが助演男優賞を受賞しているのも当然だなと思う。
そしてウォルター・ヒューストンと監督のジョン・ヒューストンが実の親子なのに驚く。
"黄金" ★★★★☆
]]>
敵の敵は味方
http://mizugaku.exblog.jp/33420721/
2023-12-21T19:02:00+09:00
2023-12-21T19:02:36+09:00
2023-09-12T01:57:54+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
サイモン・キンバーグ監督、"355"。
コロンビア、ボゴタの郊外。麻薬カルテルが新たに開発した何にでもハッキングできるデバイスをテロ組織に売り込もうとしていて・・・。
悪魔のデバイスを悪党には渡すまいと、CIAのエージェントたちが新婚夫婦のフリをしてパリに乗り込んでから話は二転三転どころか四転も五転もする。これだからスパイものは観逃せない。その上、敵の敵は味方の法則で、さっきまで敵だったのにチームになったりしておもしろさ倍増。
もちろん裏切りやらなんやらもあって、誰を何を信じていいやらって感じで物語は進行する。いつまで経っても緊張感が持続。
しかも活躍するエージェントたちが女性ときた。それぞれのキャラ立ちもすばらしく、加えて華がある。眼福、眼福。
・・・なんて呑気には言ってられないくらいのアクションシーンとシリアス展開もあり、とてもおもしろいスパイアクション映画。
企画の言い出しっぺでプロデューサーも兼ねてるジェシカ・チャスティン、あらゆるアクションシーンをやっていてカッコいい。1人だけエージェントじゃないペネロペ・クルスの素人感もとってもいい。本当にチームとしてのバランスがいいと思う。
続編があったら絶対に観るなーと思ったのに、どうやら批評家たちの評価が低かったっぽくて期待は薄い模様。残念。ていうかなんで評価が低いのかが分からない。
"355" ★★★★☆
]]>
それでもやっぱりガル・ガドットは好き
http://mizugaku.exblog.jp/33403640/
2023-11-28T18:56:00+09:00
2023-11-28T18:56:46+09:00
2023-09-05T20:15:45+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
トム・ハーパー監督、"ハート・オブ・ストーン"。
雪山にて3年振りに姿を現す武器商人マルバニーを拉致しようとするMI6の面々だったが・・・。
主演がガル・ガドットでスパイものときたら観ないわけにはいかない。しかも制作会社が"ミッション:インポッシブル"シリーズのスカイダンスときた。これは期待大。
そしたら冒頭、なーんかのほほんとしている。スパイものにあるべき緊張感がない。ガル・ガドット演じる新人IT部員のレイチェル・ストーンも先輩であるMI6の面々も。そしたら、ほーら言わんこっちゃない。と思ったのも束の間、なるほどそういうことか。
と、設定からしてちょっと複雑なんだけど掴みはOK。【チャーター】とか【ハート】ってのもイメージはできる。これで物語に乗る準備はできた。
と思ったのに、これが別に物語が悪いわけでも演出に難があるわけでもキャラクターに文句を言いたいわけでもないんだけど、なぜかイマイチなのである。観終わって「おもしろかったー!」ってならないのである。我ながら不思議。
編集を手直ししてリズムを変えたら印象が違うかも。なんてことを思ってみたりするも、なんか違う気がする。
そして気付いた。私のアクションに対する評価軸が"タイラー・レイク"のせいで上がってしまっているらしきことに。これはヤバい。あれを超えてくるのはなかなかないもの。
しばらくはアクションものは避けることにしよう。そうしよう。
"ハート・オブ・ストーン" ★★★☆
]]>
意外とバンバン人が死ぬし描写もエグい
http://mizugaku.exblog.jp/33380606/
2023-11-16T16:38:00+09:00
2023-11-16T16:38:00+09:00
2023-08-30T01:35:13+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
スティーヴン・スピルバーグ監督、"インディ・ジョーンズ 最後の聖戦"。1912年のユタ、若きインディ・ジョーンズは盗掘者から十字架を奪い返すが・・・。
1938年のポルトガル沖、考古学者となったインディ・ジョーンズは荒れた海の船の上でまたしても十字架を・・・。
"レイダース 失われたアーク(聖櫃)"、"インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説"と観て、もういいかなーと思っていたけど、やっぱりここまではと思って観た次第。
劇場公開時に観て以来だからすっかり内容を忘れていて、いきなりリヴァー・フェニックスが出てきてヒャーッてなった。そうかそうか、若きインディから始まるんだった。
にしてもリバー・フェニックス、美しい。華があるわー。カッコいいわー。それでいてちゃんと成長したらハリソン・フォードになる感じがあるわー。
生きてたらどんな役者さんになってたんだろうな。
と、ヤングインディを楽しんだ後は通常インディとインディ親父の物語。長い父子の確執エピソードがあったり、謎解きがあったり、冒険があったり、美女とのあれこれがあったりと、これはこれでまた楽しめる。
んだけど、なんかこう盛り上がりきらないというか、何度でも観られる"魔宮の伝説"のレベルには達していないというか、そんなこと言ったら酷なのは分かるんだけど、なんかそうなのである。やっぱり冒険の相棒はおじいちゃんより若い美女の方がいい気がする。
ていうか、ヤングインディパートが楽し過ぎたってのが大きいと思う。そりゃ、この後に"ヤング・インディ・ジョーンズ"ってドラマシリーズを作るわ。
そんな"最後の聖戦"。てっきり三部作で最終作だと思っていたのに、2000年代に入ってから"インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国"が公開されてびっくり。完全に蛇足だと思ったもの。
なのに!今年になって"インディ・ジョーンズと運命のダイヤル "が公開されてまたまたびっくり。評判がアレなので劇場には行っておらず、そのうち配信されたら観ようかなーって感じ。"フリーバッグ"のフィービー・ウォーラー=ブリッジが出てるからとても興味はあるんだけど。
"インディ・ジョーンズ 最後の聖戦" ★★★★
]]>
今観ても名作
http://mizugaku.exblog.jp/33333560/
2023-11-15T19:00:00+09:00
2023-11-15T19:00:21+09:00
2023-08-16T21:34:40+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
ステイーヴン・スピルバーグ監督、"インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説"。
1935年、考古学者のインディ・ジョーンズは上海のクラブでヌルハチの骨とダイヤモンドを交換する取引をしていて・・・。
続けて観て初めて知った。物語の時系列的には今作が前作の1年前の設定だってことに。なるほど、だからマリオンが出てこないのね。
冒頭のダイヤモンドと解毒剤のシーンからおもしろい。完全にコントのノリ。"インディ・ジョーンズ"ってアクションに目がいきがちだけどコメディとしても出色。
そして本当に歴史的名シーンの連続。ゴムボート、猿の脳味噌、虫、天井から針、儀式、トロッコ、吊り橋。今作の後にどれだけいろんな作品で真似されたことか。それこそコントでパロディ化されたことか。もう名シーンしかないと言ってもいいいくらい。だからずっとおもしろい。しかもずっと楽しい。グロい描写はあっても。
ちゃんと宝が前作を踏まえてか知らないけど小さくなってるのもミソ。ですよねー。
この約40年後にインディとショーティがアカデミー賞の授賞式で抱き合うことを知ってるからか、2人のシーンがやけに尊く思えた。
でもってウィリーのこの姿がやけにかわいかった。
ポイントは交差する足。"パルプ・フィクション"のミアっぽい。
"インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説" ★★★★★
]]>
大きな石の玉シーンの使い方が贅沢
http://mizugaku.exblog.jp/33332375/
2023-11-14T20:36:00+09:00
2023-11-14T20:37:58+09:00
2023-08-16T12:55:56+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
スティーヴン・スピルバーグ監督、"レイダース 失われたアーク(聖櫃)"。
1936年、考古学者のインディ・ジョーンズは南アメリカの山奥にある入ったら帰れないという言い伝えのある洞窟に入っていく・・・。
冒頭、いきなり名シーンの連発。つかみとしてめちゃくちゃすばらしい。この後のおもしろさは保証されたも同然。
からの本編。
もちろんおもしろいんだけど、いろんなものを観てきた大人として思ったことは、「聖櫃って大きくない?」だった。こういった映画のメインアイテムとしては。
だって掴んで逃げるってわけにはいかないじゃない?だから発掘作業も人手がいるし大掛かりだし、だからすんなり見つかったし、奪い返すにしても本体じゃなくて運んでるトラックになるし、運び出すのも船でこれまたすぐ見つかっちゃったし。私がプロデューサーなら、これを踏まえて次作の宝は小さなアイテムにすると思う。
そしてラスト。
話はポップでも描写はグロいでお馴染みのスピルバーグ。顔面溶解のシーンは子供だったら確実にトラウマになるレベル。いきなりあれを観せられたら怖すぎて引く。怖いわー。
"レイダース 失われたアーク(聖櫃)" ★★★★
]]>
おとぎ話のその先は
http://mizugaku.exblog.jp/33404189/
2023-11-10T17:10:00+09:00
2023-11-10T17:10:08+09:00
2023-09-06T01:52:18+09:00
water-mizu
映画(配信とか)
風間太樹監督、"チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜"。坂口理子脚本。原作は豊田悠の同名漫画。絵本を手に取り、おとぎ話は魔法が解けたらハッピーエンドだと独白する安達。でも・・・。
テレビ東京のドラマ、"30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい"の続編となる劇場版。
安達と黒沢の尊い姿再び。"劇場版 きのう何食べた?"を観た直後に観たので、同じBLものだけど両作のテイストは違うんだなーと感じた。今作はファンタジックでありながら、2人のキャラもあって、ちょっとシリアスというか真面目。"きのう何食べた?"は割とリアル寄りで、ちょっとコメディチック+おいしいもの。まあ、どっちも楽しいのは楽しい。
ちょっとしたことがきっかけで、安達と黒沢の関係を大事な人たちには伝えたいってなるところ、よーく分かる。そしてそれを応援する柘植たちにしろ、諸々あっても最終的に受け入れる両者の家族にしろ、やっぱりここは優しい世界なんだなと思った。職場の人たちなんてもう優しいしかないじゃない。その辺もファンタジー。
絵本のおとぎ話は魔法が解けたらハッピーエンドで終わるけど、実際の生活はそうではなくて、そこが終わりじゃなくて寧ろ始まりでなわけで。
魔法が解けたことで相手を理解する努力をしないといけなくなったし、それを踏まえて自分の気持ちは言葉にしてきちんと伝えないといけない。簡単そうに思えるけど、それが一番難しいこと。安達と黒沢の尊い姿を観ながら、非常に身につまされた。
"チェリまほ THE MOVIE 〜30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい〜" ★★★★
]]>
https://www.excite.co.jp/
https://www.exblog.jp/
https://ssl2.excite.co.jp/