劇団黒テント旅公演 ”テッポー玉”
11月4日(火) 鹿児島キャパルボホール 19時半開演
前売3800円(1ドリンク付)
チケットは弊店にて発売中
このポスター及びチラシのコピーにはこう書いてある。
一九七八年、夏。あの人は手足を切断されて、切り刻まれてポリバケツに捨てられました。
エグい。これで引いてしまう人も多いだろう。実際ラストシーンはそんな感じらしいと聞いていた。結構どんよりするらしいと聞いていた。
そこで、総合演劇雑誌 テアトロ 2007年6月号に掲載された戯曲、”鉄砲玉”を読んでみた。タイトルがカタカナ表記になった以外は大幅な変更は聞かされていないので、今回上演される”テッポー玉”の脚本と言って差し支えないと思う。
三幕から成り立っており、第一幕、第二幕は会話で成立していて普通の演劇の体を成している。登場人物の会話の応酬が非常にテンポよく、ちょっと青春している感じで、かなりの完成度の高さを見せている。
問題は第三幕だ。会話ではなく登場人物の独白のみが書かれている。そしてそれをバックに舞台で行われているであろうことを想像すると、かなりの衝撃である。スコーン!とくる衝撃ではなく、ボディーブローを打たれ続けたような、鈍痛にも似た衝撃である。コピーにある、あの通りのことが舞台上で行われるのならば・・・。
私はこの第三幕が観たい。すごく観たい。正直、不安はある。しかし第一幕、第二幕のあまりの素晴らしさが、第三幕を想像以上のものにしてくれるであろうと信じている。そこにあるのが希望か絶望かなんてのはどっちでもいい。カタルシスがあると信じている。つまらない日常にガキッと打ち込まれる楔があると信じている。今の僕らの日常にガキッと打ち込まれる楔が!
どうだい?あなたも一緒に体験してみないかい?
テアトロ 2007年 06月号 [雑誌]
/ カモミール社
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