目下世界が注目中のグルジア出身のゲラ・バブルアニ脚本・監督の”13/ザメッティ”。【ザメッティ】はグルジア語で【13】の意。
低予算、モノクロ、短時間、出演者は無名、ショッキングな設定、しかしながら説明はなし、淡々と進む物語、数々の映画祭で賞を受賞、そしてハリウッドでリメイク製作、つまり監督は新進気鋭、そんな映画。
金持ちが集まる秘密の会合があり、そこでは輪になった人間が自分の銃を前の人間の後頭部に向け、つまり自分は後ろの人間に銃口を向けられ、いっせいに引き金を引く。弾が出るかどうかは運次第。ロシアンルーレット団体戦、そんなゲームに主人公は13番という駒として参加してしまう・・・。
大金を手に入れたくて、ゲームの内容すら知らずに参加してしまった主人公。何かを手に入れるということは何かを失うということ。人は限られたものしか持つことはできない。
つまりあまりにも分不相応なものを手に入れることは、非常に危険なことである。何かではすまないものを失いかねない。
3億円を手に入れられなかった私は、ある意味幸せなのだろう・・・。
13/ザメッティ
/ エイベックス・トラックス
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