三池崇史監督、”クローズ ZERO”。主演は小栗旬、山田孝之。
”クローズ”なる人気漫画(未読)の物語が始まる前にあたる映画オリジナルの物語。なので、漫画を読んでいなくても全っ然OK。おもしろい。カッコいい。最高。
カラスが巣食うほど荒廃しきった鈴蘭男子高校には、ケンカのスペシャリストたちが集まってくる。彼らの目的はただ一つ。鈴蘭の【てっぺん】を獲ること。そのための手段は自分の拳のみ。・・・というわけではなく、ボスとしての信頼、統率力、カリスマ性も必要とされる。新年度、新三年での最大勢力はセリザワ(山田)軍団。セリザワは鈴蘭のてっぺんに最も近いとされている。そこへゲンジ(小栗)が編入してきた。鈴蘭のてっぺんを獲るために・・・。
ストイックなケンカ映画かと思いきや、笑えるところや泣けるところも多々あり、起伏に富んだ物語。しかも観る前の「そんなに制服のにーちゃんがいっぱいいたら、誰が誰だかわかんねーよ。」という危惧はものの見事に払拭。演者を役名で呼びたくなるほどに見事なキャラ立ち具合。もちろんアクションは出色、圧巻、スタイリッシュ。三池崇史渾身の一作。
男たちよ!この映画を観て熱く熱く拳を固めろ!そして、『跳べ!!』
にしても小栗旬、カッコよすぎ。抱かれてもいい・・・かも!?
クローズZERO スタンダード・エディション
/ Happinet(SB)(D)
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