初めて行った居酒屋。飲み物を頼んだ後、料理をあれやこれや注文。
生ビールを飲みながら、モツ焼きを頼むのを忘れていたことに気付く。モツ焼きは塩かタレかを選べるようだが、どっちにしようか判断しかねたまんま注文し忘れたのだ。
料理を運んできた店員さんに言った。「すいません。モツ焼きをください。」で、どっちつかずなので、アドバイスを貰おうかなという思いで続けて言った。「塩とタレ、どっちがいいですかね?」
間髪を入れずに店員さんが言った。『僕が食べるわけじゃないんで。』
は!?今、なんと!?聞き間違いかと思い、いや、逆に聞き間違いであってくれと願いつつ店員さんを見た。
店員さんは今度は確実に言った。『僕が食べるわけじゃないんで。』
一瞬絶句し、若干動揺し、帰りたい症候群に襲われつつ、高まる衝動を抑えて言った。「じゃあ、塩で・・・。」
料理や飲み物やその他諸々は全く問題ない。それ以前に不快な思いは何一つしていない。『僕が食べるわけじゃないんで。』というたった一言だ。たった一言がこんなに破壊力があるものだとは・・・。久々に言葉の怖さを実感した。と同時に悲しくなった。自分の問いかけの仕方がまずかったのか?とも思った。が、そうじゃないだろう。
こういうことがあると、自分のサービス、接客の仕方を見直し、反省することが出来る。己を律することができる。反面教師に感謝することで溜飲を下げよう。