昨日のvolcano08、いいイベントだった。
まずは8otto。これで読み方はオットー。ドラムセットがやけに前にあるなぁと思っていたらドラムがボーカル。
向かって左からスキンヘッドのコワモテギター、眼鏡で小太り、タイムマシーン3号に似ているブリブリベース、アフロのファンキードラム&ボーカル、サラサラロン毛の長身ギター。
髪型の見本市のような4人。鳴らす音は激しいながらも都会的なクールさを纏っており、すごく知性を感じさせた。最後の曲は熱いメッセージソング。『俺達が今を!』の声に素直に共感&感動。
続くミドリ。ライブがすごいということしか知らなかった。入場曲が”たま”の曲だったので「?」と思っていたら、ボーカル&ギターはセーラー服を着たちっちゃな女の子。ますます「??」だったが、いざライブが始まったらとんでもなかった。
ギターを弾きながら跳ぶ!跳ねる!パンツ見える!客席にダイブ!もみくちゃにされる!マイクを振り回す!挙句ドラムセットを客席に投げる!全部投げる!客席でドラムを叩かせる!自分も客席で歌う!叫ぶ!
ジュディマリと椎名林檎(まだほくろありの頃)を足して2で割って、アンダーグラウンドに押し込めたうえで、キチガイエッセンスだけを抽出したようなミドリ。圧倒的なライブパフォーマンスだった。
次は大人な感じの佐藤タイジ。彼がボーカル&ギター。一緒に出てきたベーシストとドラマーにビックリ。ミッシェルのベーシスト、ウエノと、ハイスタのドラマー、ツネだった。
カッコいいロックンロール。しかしミドリの後では少々物足りなかったというのが正直なところ。
そして曽我部恵一バンド。ライブ前、ステージ上で円陣を組んだ時点でオーディエンスのテンションも急上昇。ライブが始まるととんでもなく熱かった。
Tシャツにジーパン姿のいい歳の4人がステージ上を所狭しと走り回り暴れまくる。曽我部が客席にダイブ!ギターもダイブ!ドラムはシャウトしながら立ち上がって叩く!ベースは3メートルはあるスピーカーの上で弾く!そんで飛び降りる!
曲によってはコール&レスポンスで盛り上がったり、ちょっとじっくり聴き入ったり、また激しく暴れたり、カオスのようなライブ。最高。
最前列で観ていたので、KTSのテレビカメラにバッチリ収まっているはず。私の暴れん坊ぶりが。
volcano、その名の通りドッカンドッカン噴火した夜だった。