人間は快楽原則に則って生きている。というよりも、人間は快楽原則に則ってでしか生きていない。
どんなに自分を殺して生きているような人でも、他人のために自分の人生を捨てているような人でも、そうしたいと思い、そうすることが気持ちいいからそうしているんだ。
誰かのために泣いている自分が好きだから。誰かのために犠牲になっている自分が愛おしいから。「誰かのために」はつまり自分のためにってことなんだ。
人間は自分のためにしか生きていない。そう思えばいろんなことが納得できる。そう思えば気持ちが楽になる。そう思えば自分を肯定できる。
私は私のためにしか生きていない。だから私は私でいられるんだ。それでいいんだ。
なんてことをヒマな夜中にぼんやりと考えってしまった・・・。