菊地成孔曰く、『(主宰する)デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン(以下DCPRG)を聴いてる人はフィッシュマンズも聴いてるんだよ。俺はフィッシュマンズってまともに聴いたことないんだけど。』
両方を聴いてみれば、音楽の種類は違えど、その類似性に納得がいく。
両方に共通するのは”浮遊する感覚”。
ただフィッシュマンズが宇宙的な浮遊感覚であり、外へ、マクロへ向かっているのに対して、DCPRGは自己の中での浮遊感覚であり、内へ、ミクロへ向かっている。
営業中にDCPRGを聴いているときの私は、自我の4割を喪失している。いわば現実逃避に他ならない。今日も大きめの音で聴かざるを得ないのだろうか・・・。
FRANZ KAFKAÂS AMERIKA
デートコースペンタゴンロイヤルガーデン / / ブルース・インターアクションズ
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’98.12.28男達の別れ
フィッシュマンズ 佐藤伸治 / ポリドール
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