昨夜の6時過ぎ、友人2人と自宅近くの焼き鳥屋で待ち合わせ。ビールで乾杯したら携帯がなりました。同級生Tちゃんからです。
なんでも同級生I君が来月結婚するらしく、披露宴で学生のときの写真が必要とのこと。ついては卒業アルバムを持っていないかとの話。私、非常に物持ちがいいのでキレイなまんま持っています。じゃあ後でI君から直接電話させるからとのこと。
焼き鳥を食していますとI君から電話。『今から取りにいっていい?今日中に式場に持っていかなきゃなんなくて・・・。』
乗りかかった船ですから嫌とも言えず、承諾。15分後位に焼き鳥屋の近くに来たら電話してと言って、アルバムを取りにいったん帰宅。戻ってきて2杯目のビールに口をつけたらI君から電話。焼き鳥屋前は車は入れないので、小雨振る中、車で待つI君のところまで持っていきました。
焼き鳥屋に戻って、やっと落ち着いて飲み食いしながら「あっ!」と思いました。I君に「おめでとう」って言うのを忘れてました。ん~、ビールと焼き鳥に心奪われていましたね。
そんなこんなで8時になった頃にはお店は満席。我々は次の1杯を頼もうかどうしようかの思案中、ドアが開いて『2人なんですけど・・・。』の声。
「はいはい出ま~す!お会計を!」と飲食業の悲しい性で、そそくさと会計をしました。先ほどのお2人はドアの外でお待ちらしいです。
『ありがとうございました』の声を背に受けながらドアを開けますと、男性お2人が待ってらっしゃいます。軽く会釈をしながら通り過ぎようとして、なんとなく顔を見ました。
「えぇっ!!」なんとなんと先ほどアルバムを渡したI君でした。『なんで?』という表情でお互い顔を見合わせて、不思議なようなバツが悪いような変な感じでした。
じゃあ、さっきのアルバムのやり取りはなんだったんだ?小雨振る中、冷める焼き鳥とぬるくなるビールに後ろ髪を引かれながらのあのやり取りは?という疑問は胸にしまい、先ほど言い忘れていた「おめでとう」を言いました。
天文館が狭いのか私のテリトリーが狭いのか、多分どちらもだなと思いつつ、I君に「またね。」と言って、2軒目へ向かいました。