
長岡弘樹著、"新・教場2"。
警察学校長である四方田秀雄は自室でラバーガンを手にしている。そこにノックをして入って来たのが教官の風間公親で・・・。と始まるプロローグと、エピローグに挟まれて6編の短編が収録されている連作短編集。
警察学校を舞台に、教官・風間公親の情報収集能力、観察眼、推理力が冴え渡る今シリーズ。今作が原作になった
映画を観て、早速読んだ次第。
タイトル通り、きっちり
前作の続編で、前作の直後の期の物語。なので前作のエピローグにあったように、今作ではあの十崎が逮捕された状況で物語が進む。そして四方田校長は抜け目なく、逮捕に至った経緯を風間道場の門下生たちにミニ講演という形で披露させてはどうかと風間に提案する。もちろん風間は了承。これは読者にとってもありがたい。
けれども。
ここがおそらく原作小説と映画との一番の相違点。映画では十崎は逮捕されておらず、そこに注力するのが物語の根幹になっている。あと、そうか、十崎の妹の存在も映画オリジナルの設定か。今作には全く出てこないもの。
小説は小説、映画は映画で楽しめばいいじゃないかってことだろう。その方が倍、楽しめるし。
さて、劇場に映画を観に行こう。