
フジテレビドラマ、"北の国から"。倉本聰脚本。
妻とのことがあって東京が嫌になった黒板五郎は、幼い純と螢を連れて生まれ故郷の北海道の富良野で暮らすことにする。以前住んでいた麓郷の家は廃屋同然だったが、住めるように自分たちで改修していく・・・。
とんねるずを始め多くの芸人たちが今作のパロディをやっていて、そっちをたくさん観過ぎてしまって、観てないのに観たつもりになっていた。そう、私は"北の国から"を観たことがなかった。それがなぜかKTSのお昼の再放送枠で始まったので「そういえば観たことないな」と思って観た次第。おそらくこの機会を逃すと本当に一生観ないと思われ(純)。
今作は1981年10月から1982年3月までの放送だったらしい。私が小学3年生の時か。そりゃその歳でこんなドラマは観ないな。もっと派手で分かりやすいのじゃなきゃ。
序盤、五郎は勝手だなーと思う。子供を巻き込むなよと思う。確かに奥さんは悪い。でもだからといって東京生まれ東京育ちの順と螢を電気もガスも水道もない麓郷の家に連れて行くだなんて。純が文句タラタラなのも当然だ。かわいくはないけど。
そんな純と比べたら螢のかわいいこと。明らかに五郎も純より螢をかわいがってる。まあ異性ってのもあるだろうし、奥さんのあの場面に居合わさせてしまったことへの懺悔みたいなのもある気がする。
純はおしゃべりで、そのおしゃべりが原因で問題が起きたり。「何やってるんだ純」と何度も思う。螢はとても勘がいい。螢の勘は鋭く、そして正しい。その上、我慢強くて健気。本当にかわいい。赤いジャージがお似合い。
時代だなーと感じたのは老若男女、みんな普通に煙草を吸うこと。雪子さんも涼子先生も吸ってて軽くショック。あと涼子先生のUFO話をしっかり引っ張ってたのが意外というか不思議というか。
名場面でいうと螢のルールルル。割と序盤で出てきて「お!これがあの!」ってなった。最終回でも出てくるのが泣かせる。あと、ずっと『子供たちがまだ食べてる途中でしょうが!』を待ってたんだけど今シリーズではなかった。残念。
連続ドラマだったのは今シリーズ1回だけで、1983年から2002年にかけて8編のスペシャルドラマが放送されたそう。てことはつまり純と螢の、そして五郎を含めた富良野の人たちの最初の模様を観たに過ぎないわけで、ここから長い大河のような物語が続いていくってことだ。こうなると最後まで観たくなるのが人情ってもの。KTSで土曜の午後とかに順次再放送してくれないかな。それよりFODに入りゃいいじゃんって話なんだけど、そこまではしきらないのも人情ってものだと思われ(純)。
"北の国から" ★★★★