月曜日の劇団どくんご公演第34番、"夏型天使を信じるな"@鹿児島中央公園。
最後のツアー最終地での千秋楽、つまりどくんごとしてのラストステージとあってテント内は超満員。私たちは一番後ろの席から鑑賞。
いつもの通り、みんなの演奏でスタート。いつもの通りなんだけど、いつもの通りではなかった。どいのさんがいなかった。どいのさんの不在をはっきりと感じた瞬間だった。
1人1人の演劇あり、みんなでの即興劇あり、影絵あり、おもしろく楽しい時間が続く。
みやさんの度胸に感服したし、きくぞうさんは千秋楽で喉が辛そうだなと思ったし、五月さんは『空が〜っ!』って言いがちだなと気付いたし、みほしさんは走りっぷりがカッコよかったし、Leeさんは即興劇で独特っぷりを発揮してた。
なんだかんだで最終的に【幸せの青いミニ四駆】に着地した時には感動した。
そして特別出演の時折旬さんのベテルギウスは圧巻だった。いつの日か(もしかしたら今夜かも)ベテルギウスが見えなくなったら絶対に思い出すだろう。この日が来たか、と。
楽しい時間にも終わりはやって来る。みんなが再び楽器を準備しだしたら終わりの始まり。
五月さんが歌い出した、『あぁ あなたが欲しいよ こっち向いて』。イエローモンキーの"LOVE LOVE SHOW"だ!
今日がどくんごとしての最後の最後のはずなんだけど、ステージはいつもの通りだった。最後らしいことは何もなく。で、"LOVE LOVE SHOW"。なるほどなーと思った。
どくんごという劇団に対しての歌のようでもあり、どいのさんへの歌のようでもあり、演劇そのものへの歌のようでもあり、観客である私たちへの歌のようでもあった。
終わって、写真集を買って、残ったみんなで乾杯して、ワイフとそそくさと居酒屋へ向かった。ああいう場が得意じゃないもので。
翌日のバラシにも参加しなかった。人が足りてるのは分かっていたし、最後ってのを実感しないで済むし、なんならまだ旅をし続けてるんじゃないかと思えるから。
また会う日まで・・・。
それじゃさよならお元気で
LOVE LOVE SHOW LOVE LOVE SHOW LOVE LOVE どくんご