WOWOWドラマ、"コールドケース 真実の扉"。アメリカのテレビドラマ、"コールドケース 迷宮事件簿"のリメイク。
1996年、19歳の工藤順一が自宅前で亡くなっていた事件は捜査が難航し、未解決事件となった。時を経て現在(2016年)、神奈川県警の捜査一課刑事・石川百合のところへ『1996年に殺人事件を見た』という目撃者がやってきて・・・。
女性刑事とそのチームが【コールドケース】と呼ばれる未解決殺人事件を再捜査して真相を解明していく物語。
いきなりのWOWOWとワーナーブラザーズのダブルネームに驚く。続く冒頭のフォーマットやオリジナル脚本のクレジットが英語で、海外ドラマのリメイクだと理解する。
なので脚本も演出もかなり凝っていて実に重厚感がある。秘められた真相の闇が深く、単なる犯人探しのドラマではない。
しかも刑事たちにもそれぞれバックボーンがあり、皆、何かを背負って事件解決に奔走している。ここにもドラマがある。
いろんな刑事ドラマを観てきたので、それなりに犯人の目星は付けられると思っていたけどなかなかどうして。今作は一筋縄ではいかない。犯人が分からないくらいだから殺人に至った理由やきっかけ、事件の経緯なんて全く読めない。アメリカのドラマ、やりおるわい。
1話50分弱でこのクオリティー、これは大事に観なきゃと思っていたら、なんとシーズン3まであるということに気付いた。それもちゃんとAmazonプライムにあるじゃないの。これはもうじゃんじゃん観て観て観まくらなきゃ。
ということで最近のヒマ時間はもっぱらこれを観ています、中隊長!