
ジェームズ・マンゴールド監督、"ナイト&デイ"。原題は"KNIGHT&DAY"。
ウィチタの空港、大荷物を持った女性を吟味するロイ。妹の結婚式に向かおうとジューンがやって来て・・・。
これは何が起こっているんだろう?とジューンと同じように何も分からないまま巻き込まれてしまう私。
ロイの言ってることもどこまで信用していいのやらって感じ。誰が良い者で誰が悪者なのか分からないけど、ロイを演じているのがトム・クルーズだからおそらく良い者なんだろうって思いながら観ていた。
この情報の少なさというか、ほぼジューンが得た情報しか提示されないシステムゆえ、ジューン目線のハードボイルド映画と捉えられないこともない。途中、おもしろくなりそうなところでジューンが薬で眠らされて目覚めたらもう安全地帯なんてこともあるし。
邦題だと間違いなく"夜と昼"だと思ってしまうけど、作中の老夫婦の苗字がKNIGHTだし、原題を意訳すると"騎士と日々"とも取れるし、そう考えると邦題は安易で残念。
残念で言うと私、今作を観る前に"
Mr.&Mrs. スミス"を観ていて、「あれ?一緒にバイクに乗るシーンないんだ」って思ったばかりで、今作を観て「あ!これと勘違いしていた!」って気付いた。演者が2人とも違う衝撃。どっちかがかぶってたらまだ分かるけど。

ちなみに本編にこんなシーンはなかった。一緒にバイクに乗ってて銃を撃つのはジューンだけ。