
マーク・マイロッド監督、"ザ・メニュー"。
なかなか予約が取れない孤島のレストラン【ホーソン】の予約が取れ、船に乗り込もうとするマーゴとタイラー・・・。
タイトルが"ザ・メニュー"でレストランが舞台、主演がアニャ・テイラー=ジョイときたらこれは期待せずにはおれない。どんなスペシャルな料理が出てくる映画なのかしらんとワクワクしながら観始めた。
そしたらジュリアン・スローヴィクってカリスマシェフが登場して、演じているのがレイフ・ファインズときたもんだ。これは期待値MAX!
けれどアミューズから始まるコース料理が提供される度に、徐々にその期待値はしぼんでいった。カリスマシェフのレストランという独特の雰囲気に飲み込まれない素直なマーゴの発言が常に正しいと思えた。
おいしい料理が出てくる映画だと思っていたけど違ったみたい。にしてもなんだか変な感じだなーと思いながら観ていたら、めちゃくちゃ衝撃の展開。え?これは何?どういうこと?
そこから始まる謎の展開、謎のコース料理。なんだこれは?私は何を観せられているのか?
全くもっておいしい料理が出てくる映画なんかじゃなかった。レストランを舞台にしたサスペンスもしくはホラー。Wikipediaにはブラックコメディって書いてあるけどコメディの要素なんてある?全然笑えなかったんですけど。
マーゴばりに素直に言うと、変な映画。これに尽きる。