昨日はワイフがランチをスルーとのことだったので、これは1人ご飯のチャンスと、夕方に中央駅近くの老舗もつ焼き店に初潜入。
入ってすぐのくの字型のカウンターは、開店直後にも関わらずご常連と思しき年配男性(私より結構上でおそらく60代以上)でいっぱい。
に見えたんですが、1席空いていてそこに着地。私も含めて8人の年配男性が並びました。
BGMはなし、テレビもなし、そしてカウンターの皆さんは全て1人客で会話もなし。お店の方も黙々と串を焼き、飲みもののオーダーを取っては出しを繰り返すのみ。店内はシーンとしています。
ビールをオーダーし(大人の義務教育633)、軌道確保からの洗浄をしたところで、さて串を注文と思いましたがメニューが見当たらず。
あ、小さなホワイトボードに書いてあるあれがメニューっぽい。本日の品って書いてあります。
たん、まめ、かしら、がつ、しろ、なんこつ。
以上?なのかな。と思って1本ずつ口頭でオーダーしようとしたら紙に書くように言われました。
なるほど、郷に行っては郷に従えとはこのこと。ちゃんと書いて渡しました。
問答無用のタレ。これもまた郷に行っては郷に従え。七味をかけていただきました。
なんこつがめちゃくちゃなんこつ。そして私はしろが好き。
そうこうしていたら1人の年配男性がご来店。もう満席だろうと思っていたカウンターがもう1席空いていました。総勢9人の男が並んだカウンター。でも誰もしゃべりません。ご常連同士が知り合いってこともないみたいです。少なくともこの時は。
その新規さんがキャベツを注文。え?そんなの書いてなくない?と思いましたけど、確かにキャベツが目の前にある方がいらっしゃいます。そういうことか。
と思ったら奥の座敷にお客様がいらっしゃって目の前の焼き場が串でいっぱいに。そして謎の皿がどこからか現れました。あれは鳥刺し?どこから来た?もしかしてあれって小さなコンテナ?あれで2階から来た?2階?と謎が多いお店です。
私以外のカウンターの方はみんな焼酎。空になったグラスを目の前に置けばお代わりのお湯割りが注がれるシステムで、皆さんぐびぐび飲んでます。
そんなこんなで1時間弱。串9本、ビール大瓶1本、小瓶1本(隣りの方が飲んでるのを見て注文)でお会計。1870円でした。安い!
なんか異世界。ちょっとしたアミューズメントパーク。行ってみてよかったです。
また機会があったら行ってみよう。
ごきげんよう。