
昨日のAJICOのライブ、"AJICO TOUR 2024 『アジコの元型』"@キャパルボホール。
整理番号がA40番だったので開場前に並んだら運よく最前列をゲット。TOKIE姐さんの真ん前で鑑賞。
"ラヴの元型"でライブはスタート。
UA、ベンジー、TOKIE、椎野恭一、キーボードに鈴木正人の5人編成。
UAの髪型、衣装、アクセサリー、スタイルに表情にダンスに歌声、全部ひっくるめて完璧。100点満点。かわいいしカッコいいし。「おじゃったもんせ」がもの凄くカッコいいフレーズに聴こえた。
ベンジーも変わんないっちゃ変わんない。と思っていたけど、途中でダジャレコーナーとか言い出した時には、人って歳をとるとダジャレを言い出すって言うけど本当なんだな、そしてベンジーでもそうなんだなと思った。なんだよ、「AJICOは味濃い」って。
昔の曲も最近の曲もいいんだけど、やっぱり"波動"の完成度は群を抜いていた。歌も演奏も別格。AJICOがAJICOとして存在する意味がある曲だと思った。
しっとりMCからの"毛布もいらない"。ベンジーの歌があって、UAの"悲しみジョニー"は客席に降りての"脚立でジョニー"。キャンプファイヤーみたいに私を中心に回れと。赤い衣装だしと。UA、よくしゃべる。
BJCの曲だと"ぺピン"は前からやってるけど、新たに"SWEET DAYS"も。これがめちゃくちゃ盛り上がる。
デジタルチックなアレンジの"地平線 Ma"で本編終了。
アンコール。
"微生物"終わりでUAのおしゃべりが止まらない。ライブ終わりで温泉に行きたいみたいで、どこか開いてるところはないかオーディエンスに尋ねると長々としたやり取りになり、そこからなぜか今日が誕生日の人大会に。そしたら4人もいて、ハッピーバースデーを歌った流れからベンジーがうまい具合に次の曲のイントロへと繋ぐ。
"深緑"でしっとり。いい曲。いい歌唱。
続く"美しいこと"でアンコール終了。ここでちょっと頭をよぎった。この曲で終わりなんだろうけど(もうやる曲ないし)、ベンジーがメインでUAがコーラスみたいな曲で終わるんだなーと。
5人はステージを去ったんだけど、すぐにベンジーだけ戻ってきた。『もう1回、"ラヴの元型"やろう!』って。『みんな呼んで!』って。
ということでダブルアンコール。
まさかの2回目の"ラヴの元型"。てことはベンジーも同じように思ったのかな。UAがメインボーカルの曲で終わった方がいいって。それかただただ盛り上がってもう1曲やりたかっただけなのか。理由は分からないけどまた聴けてよかった。目の前のTOKIE姐さんのベース姿がカッコ良過ぎた。
UAとベンジーそれぞれだと何回目かだけど、AJICOとしては20数年振り2回目。やっぱりすばらしいライブで、何よりUAの歌はいつまでも聴いていたいと思えた。あんなに自由な人はいない。ベンジーには「いつも威張ってる」って言われてたけど。的を射てるなーと思ったのと同時に、だからこそのUAなんだよなーとも思った。
またいつか観られるかな、AJICO。