読売テレビドラマ、"架空OL日記"。バカリズム脚本。原作はバカリズムの同名書籍。
私は銀行に勤めるOL。今日も電車で出勤して女子更衣室でみんなとおしゃべりして・・・。TVerで鑑賞。
原作はバカリズムの"架空OL日記"という書籍になってるけど、その元になったのは"
架空升野日記"というバカリズムがOLになったつもりで書いたブログ。これを当時、たまに読んでいた。とんでもない発想と想像力だなと思いながら。
そのドラマ化ということで観たいと思ったけどこっちでは放送がなかった。そしたら数年経った今、TVerによって観ることができるという時代の流れのありがたいこと。配信バンザイ。
これが観てみたら期待を裏切らないくらいの何事も起こらなさ。ただただOLたちがわちゃわちゃやってる。毎回毎回。どうでもいいことを。どうでもいい感じで。
つまりはすばらしいのである。この毒にも薬にもならない日々のあれこれを描くということがすばらしいのである。そしてそれが実は男が妄想して描いた世界だってのがおもしろいのである。
要は、こういうのがただただ好きなのである。私の人生を遡れば、"やっぱり猫が好き"以来、こんなのが好きなのである。途中で絶対アドリブだなってシーンがあって、演者さんたちが素で笑っちゃってるシーンとか大好きなのである。
そして今作がギャラクシー賞とか向田邦子賞とか獲ってて、ちゃんと評価されてることに驚くし、映画版もあるってのを初めて知った。そのうち何かで観られるかな。観たいなー。
"架空OL日記" ★★★★☆