
日本テレビドラマ、"ブラッシュアップライフ"。バカリズム脚本。
地元の北熊谷市役所で働く近藤麻美、33歳。幼馴染のなっちとみーぽんと3人でご飯を食べたりカラオケに行ったりの平凡な人生を送っていたが・・・。
おもしろいとは聞いていた今作。序盤は何気ない女子たちの会話劇で、まあこういうのがおもしろいってパターンもあるよね、なんて思っていたら突然主人公の麻美が死んだ。そして彼女の人生2周目が始まる。
なるほど、だからこその"ブラッシュアップライフ"ってタイトルなのね。納得。
そして人生2周目だと1周目の失敗を回避したくなるのが人間。また人間として生まれるために得も積まなきゃならないし。
ということで、1周目のいろんなことが伏線となり2周目以降で続々と回収されていく。気持ちいいくらいに。このプロットを考えるのしんどいけど楽しかっただろうだなー。
そして2周目以降も新たな伏線が張られて・・・という展開で飽きずにずっと楽しめる。
と、そんなドラマチックな展開も当然おもしろいんだけど、時折挟まれる長めの女子トークシーンが好き。なんでもない仲良し女子トーク最強。あと最後のカラオケでの"YAH YAH YAH"熱唱がすばらしい。演者うま過ぎでしょ。なぜか泣けるわ。
てな具合に最後の最後までおもしろくてほっこりしながら楽しめた。
ただ、こんなにも典型的な地方女子のなっちとみーぽんなのに、全くもって男の影がなかったのが不思議ポイントではある。就職して2年目くらいでどっちかは結婚しそうじゃない?・・・と思ったけど、この展開で男関係まで描いたらキリがないか。削ぎ落としてのこの物語だったんだろう。正解。
今作をNetflixで観ている期間中、8話まで観終えていた時に、目の前のカウンター女子2人が安藤サクラ話からの流れで『"ブラッシュアップライフ"がさー』って話し出そうとしたので「ストップ!ストップ!」って言って止めた。小学生なっちの"SPEC"の時みたいに。
もしも私に人生2周目があるならば止めることはない。その時は私も一緒に会話に入る。なんならこの日に合わせて復習しとく。と、人生2周目への伏線を張ってみたりして。