
阪元裕吾監督・脚本、"ベイビーわるきゅーれ"。
コンビニにバイトの面接に来たまひろだったが・・・。
高校を卒業したばかりのまひろとちさとの本業は殺し屋。世を忍ぶ仮の姿としてアルバイトをし、自分たちで生活するよう組織に言われている。んだけれども、彼女たちにとってはそれがなかなか。凄腕の殺し屋ではあるものの、普通の生活がスマートにできない社会不適合者2人組なのである。
ちさとを演じる高石あかりは俳優で、まひろを演じる伊澤彩織はスタントパフォーマー兼俳優。本人たちによるアクションシーンがキレッキレである。
若い女の子が殺し屋、というギャップ。そして殺し屋なのに暮らしが難、という更なるギャップ。その2段階のギャップを楽しむ映画。
殺し屋アクションシーンより、そんな殺し屋による難儀な日常シーンの方が私はおもしろかった。だから上の写真より下の写真の方が好き。

ところで【ワルキューレ】ってどういう意味なの?って思ってWikipedia先生で調べたら、『戦死者を選ぶ者の意で、北欧神話において、戦場で生きる者と死ぬ者を選択する女性、およびその軍団のこと』ってあって、めちゃくちゃ芯をくったタイトルじゃんって思った。
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ベイビーわるきゅーれ" ★★★★
主題歌があまりにもハマり過ぎ。KYONOとの相性良過ぎ。観た後に久しぶりにマッド・カプセル・マーケッツのCDを聴いた。
そして"BAMBI"の実写版を高石あかり主演でイケるんじゃないかと思ったり。