
ジェームズ・ガン監督・脚本、"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3"。
たくさんのアライグマの子供の中から1匹にズームイン。引いたら現在のロケットがBGMでノリノリ。そこへ宇宙から超人的な何者かが飛んで来て・・・。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー"、"
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス"ときて間に"アベンジャーズ"シリーズが入ったりしての今作。前作の私の感想文で「邦題の"リミックス"は違う」って書いていたのを関係者が読んだのか(んなわけない)、"VOLUME 3"になってるのがよい。
と、そんな今作。ロケットのアップで始まったので「もしやこれはロケットの物語なんじゃ?」と思ったらまさしくそう。物語の縦軸がロケット。彼の生い立ちが徐々に明らかになっていく。

その過程でまさか泣くことになるとは・・・。本当、こんなお祭りみたいな映画である"ガーディアンズ〜"で泣くなんて1ミリも思ってなかった。なのに2回は泣いた。3回目は未遂。そのくらいロケットLOVEな展開。
泣かせポイントは別にしても、きちんとしたメッセージがあるのがとてもいい。"ガーディアンズ〜"のくせに。
そのメッセージとは【みんな役割がある】ということと【ありのままがいい】ということ。おもしろおかしく楽しい馬鹿騒ぎをしている中からストレートに伝えてくる。ジェームズ・ガン、グッジョブ。
なんだかんだでみんな収まるべきところに収まった感じ。これはシリーズ最終作で大団円ということでいいと思う。
ガーディアンズよ、永遠なれ。
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3" ★★★★☆