ルーベン・フライシャー監督、"ヴェノム"。
ライフ財団の宇宙船が東マレーシアに墜落する。中には地球外生命体と思しきものが保存されていたのだが・・・。
マーベルの作品なのに今までスルーしていた。なぜなら気持ち悪そうだし、なんか訳分かんなそうだから。
観たら本当にそうだった。シンビオート?が気持ち悪いし設定が訳分かんない。なんでヴェノムがエディに寄生できたのか、シンクロできてるのか、人間の敵味方に分かれちゃうのか、そもそもなんでヴェノムは英語を理解できていて、そもそものそもそも、そのヴェノムって名前はどこで誰に付けられた名前なのか全く理解できない。相性と長時間と負け犬ってフレーズがあったけど、あれだけで全てを納得させるのは無理がある。
んだけども。
じゃあ今作がつまんないのかっていうと、これがめちゃくちゃおもしろい。最初こそ本筋ではない記者と弁護士のラブストーリーが
韓国映画みたいに長いんだけど。これがちゃんと後のフリになってるからよし。物語はしっかりしてる。設定は雑だけど。
そして撮影がめちゃくちゃいい。バイクのカーチェイスシーンは最高だし、クライマックスのぐっちゃぐちゃなアクションシーンなんてもう。どっちの何がどうなってるのか分からないけど映像としてすごい。
おもしろかったなーって思いながらエンドクレジットを眺めていて、初めて監督がルーベン・フライシャーだと知った。"
ゾンビランド"とかの。
あ、だからおもしろかったんだーって思っていたら最後、次作に繋がる人物が出てきて、なるほどやっぱりフライシャー!って思った次第。次作が楽しみ。さっさと観よ。