
日曜日の桃月庵白酒独演会。
前回の親子会からおよそ2年を経ての開催。久しぶりだなーと思ったけど、白酒師匠が出てきたらそこはもう馴染みの舞台。
枕であれこれと話題が飛び、大谷翔平の二刀流の話で二刀流は難しいのにってところから、あの木下前都議だって犯罪者と都議の二刀流はできませんでしたしねっていう毒舌っぷりも健在。
犯罪者〜泥棒からの連想なのか、最初の噺は"花色木綿"。大家さんとの掛け合いがミニマルミュージックのよう。
続いて、舞台上からはいろいろ見えてるって話で、夫婦、親子、不倫関係、全部分かりますって流れからの『ちなみに不倫の人?』って挙手させようとしたのがおもしろかった。
そんな流れから夫婦噺の"短命"。うちは短命?長命?って思いながら聴いていたけど、願わくば長命なのは当然ながらも短命間違いなし(って書くしかない)。
仲入り。
最後はちょっと長めの"富久"。年末って感じがするし夢があるし、聴いた後の心持ちがいい噺。
途中でお酒を呑むシーンがあって、やっぱり白酒師匠の酒呑み姿は実に滑稽で素敵。本当にいい酔いっぷり。この姿を見ないと来た甲斐がないとすら思う。また見ることができてよかった。
富久効果で帰り道に買った年末ジャンボ、我が家には大神宮様の神棚はないので仏壇に供えようかな。年末に諸々の「おはらい」ができますように!
ごきげんよう。