みなさんこんにちは、カリヤガクです。【珈琲と洋酒 水】、私も忘れてましたけど、店名の【珈琲と洋酒 水】がそのまんまこのブログのタイトルです。【お酒が飲める喫茶店店主のセキララな胸のうち。】はブログの説明になるんだそうです。設定のところで確認したらそう書いてありました。
このブログは私、カリヤガクが日々あったことや思ったこと、食べたもの、観た映画、ドラマ、演劇、読んだ本、聴いた音楽などのことを適当に書き連ねています。
飲食店のブログなのに営業的な内容について書くことはほとんどありません。
今日は先日最終回を迎えたテレビドラマについて書きたいと思います。
それはテレビ東京ドラマ、"お耳に合いましたら。"。元カリカのマンボウやしろとかが脚本を書いていますけど、原案・企画・プロデュースの博報堂ケトルの畑中翔太って人のカラーが強いのかなと思われます。
このドラマは松丸漬物って会社のOL、高村美園が大好きなチェンメシ(チェーン店のご飯)について、自身のポッドキャスト【お耳に合いましたら。】(以下"お耳")で熱く語るっていう番組です。
そう、テレ東お得意のグルメと何かを掛け合わせたドラマの新たなるパターン。今回はポッドキャストとの掛け合わせです。
なんですけど、これがただのチェンメシ紹介ドラマでもポッドキャスト礼賛ドラマでもなくて、実は大人の青春物語として最高だったんです!
初回からしていい感じだったんですけど、なんといっても第2回です。"お耳"を聴いた後輩で機材マニアの佐々木と主人公の美園、美園の同僚の亜里沙が"お耳"の音質向上のために機材を買いに行くって話で、これが最終的に3人が無邪気にめちゃくちゃ楽しんでいて、観ていたこっちも楽しくなってしまいました。
正味25分もないくらいのドラマなのに、あんなに物語がドライブして、しかもちゃんとこっちの気持ちまで持って行くって、なかなかできることじゃありません。本当、頭上がらないです。
同じようなパターンだと、らっきょう子ちゃんを存続させるための4人組の回も大好きです。
スルーしてしまった青春を遅ればせながら瞬間的に取り戻したみたいな話で若様にほろり。素敵回でした。
他にも仲違いしていた大学時代の親友と仲直りした話とか。なんていうか、大人になった今だからこそって回がとってもよかったです。
いや、でも普通にお隣りさんの回も好きですね。彼氏にフラれた回とお母さん回はちょっとしんどかったですけど。
あ、1回だけ美園たちの松丸漬物が舞台じゃないお嬢様回があったんですけど、あれはあれでおもしろかったです。やっぱりピザにはコーラですよね。
毎回ラジオ界のレジェンドが出てくる設定もおもしろかったですし、なんてったって毎回エンディングのチェンメシのお店でのダンスが最高でした。
私、美園役の伊藤万理華って人のことを全然知らなくて、このドラマで初めて観たんですけど、天然で元気、でも気にしいで気弱、ただ好きなものには一直線な美園にぴったりで、演技とかなんとかじゃなくて、この人は本当にこういう人なんだろうと思って観ていました。
あれ?なんの話でしたっけ?
あ、そう!ダンスです!毎回のエンディングのダンス!美園のダンス!伊藤万理華のダンス!
これがもうキレッキレで、しかも毎回のストーリーに合わせてちょっと変えてたりして、表情もいろいろで、いつまでも観ていられる、いつまでも観ていたい、そんなダンスでした。
ドラマだけでもおもしろいのに、最後にあんなのを毎回持ってくるなんて、演者さんとスタッフのみなさんの心意気に頭上がらないです。
なんか書きたいことが多過ぎて取り留めなくなっちゃいましたけど、要はとってもおもしろかったってことです。観逃した方は
アマゾンプライムでも観られますよ。
では【珈琲と洋酒 水】、明日も何かしら更新しますので、また読んでいただけたら嬉しいです。
あなたの、お眼鏡に敵いましたら。ごきげんよう。