
スティーヴン・ソマーズ監督、"G.I.ジョー"。
1960年代のフランス、マッカランという武器商人が敵味方どちらにも武器を売りつけたことが判明して処罰させられる。
時は現在よりも少しだけ未来、NATO軍は新たに開発された兵器を運ぶという使命を受け・・・。
いきなりのアクションシーンが派手なのはいいんだけど、まだ敵味方の区別もはっきりついてない状態での夜の派手派手アクションは酷。画面は暗いし爆発しまくるし編集は荒っぽいしで、もう訳分からん。そこに敵の敵が出てきて、てことは味方?と思ったら知らん奴って、もうどないやねん?っちゅう冒頭。
目指すところは"アベンジャーズ"なのか。にしたらキャラが弱い。
もしくは"ワイルド・スピード"なのか。にしたら物語が弱い。
なんなら"ミッション・インポッシブル"なのか。にしたら華がない。
いずれにしても既視感はあるけどスケールは小さいという劣化版的な映画の典型。
そのくせ設定は単純じゃないから頭空っぽにして観るわけにも行かない。かといってそれだけの価値があるかというとそうでもなく。しかもちゃんと観てたのによく分からないところがあったりする。
展開にしろ編集にしろ大雑把なんだよな。説明不足がいっぱいあるもの。なんでアナとレックスがそうなったのか、結局はっきり分からなかったもの。そこは大事でしょ。
なのにスネークアイズとストームシャドウについてはかなりじっくりやるんだよな。『20年前』って出た時、びっくりしたもの。そこやるんだ?って。しかも全然雰囲気が日本じゃないし。
そしてあの完全に続編やりますよの終わり方。なかなかよ、これ。なかなか嫌ーな終わり方よ。"ミスト"みたいな狙ったバッドエンディングとは違った意味で嫌ーな終わり方。製作側はおもしろいと思ってる気がする。なんだかなー。
でも続編を観てしまう私。なぜならNetflixが『じゃあこれも観るでしょ』って言ってくるから。ついつい。

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G.I.ジョー" ★★★