TBSドラマ、"天国と地獄 〜サイコな2人〜"。森下佳子脚本。
正義感も上昇志向も強いが、それゆえに職場で空回りしている望月彩子刑事。慌てて出勤した際に電車内でマスクをしていないことに気付いたところ、偶然乗り合わせていた男性が自社製品のサンプルだというマスクを手渡してくれて・・・。
綾瀬はるかと高橋一生によるサスペンスで、刑事とサイコパスな連続殺人犯が入れ替わる物語。
初回、階段を2人一緒に抱き合いながら転げ落ちたら入れ替わるという設定が未だに有効なのに驚いた。こんなベタな設定をもってくるだなんて、この先大丈夫なのかと不安になった。
けれども入れ替わり後の高橋一生(中身は望月彩子)の演技がすばらしくて、観ないという選択肢は消えた。綾瀬はるか(中身は日高陽斗)もいつもの素敵な笑顔がサイコパス感を増幅させていて、なかなかよかった。
そしたら物語が本当に先が読めない展開で最終回まで楽しめた。
個人的に非常に残念だったことが1つ。
終盤で奄美大島に行くという設定で、奄美大島行きのフェリーが出てきて、もちろんフェリー乗り場も出てくる。
てことはあの主要キャスト4人はフェリー乗り場に来てたってこと?我が家から徒歩5分の?めちゃくちゃすぐ近くに綾瀬はるかと高橋一生がいたのか!!!てことは俺は同じ空気を吸っていたかもしれない!!!
って胸熱になりながら地団駄を踏んでいのだが、いやいやどうして、実はあのロケ地は静岡県の駿河湾フェリーだったそう。ギャフン。