
正直なところ月に何回も乗らないし、下手したら乗らない月もあるし、必要ないっちゃ必要ない私の原チャリDax号。
けれどあった方が便利なのは否めない。そして何よりカッコいい。
・・・ということでここ何年かは、自賠責の更新の度に「今度までかなー」って思ってきた。
そしてこの3月、2年振りの自賠責更新。ちなみに2年にしてるのは、1年だと割に合わないし3年だと長過ぎるから。
先月にそろそろ期限がきます的なお知らせのハガキが来て、それからなんとなく考えて、もう手放そうかなと思っていた。
買ってから25年くらいは経つし、なきゃないでどうにかなる。
そしたら先週の"アメトーーク"が旧車芸人の回で、みんな自分の乗ってる古い型の車への愛を語っていた。エアコンが効かなかったりってのは当然で、本当にいろいろと不便なことが多いけど、それでも愛情を持って乗り続けているのが分かった。
『もし今エンジンが止まったらどこにどう止めようか?』ってことを考えながら運転してるってのを聞いた時には、「え?それでいいんだ」って思った。
私のDax号もガソリンメーターがないから信号待ちとかで不意に止まったりする。もう慣れてるから慌てずに対応できるけど、こんなことをしてまで乗るものなのかなって疑問はずっとあった。
旧車芸人たちがその疑問に答えをくれたのである。乗ってていいんだと。そっか、乗ってていいんだ。むしろそれが当たり前なんだ。くらいに思った。
なので今回は「今度までかなー」なんて思わずに、これから先のことも見据えた上で更新してきた。まだまだ乗り続ける気満々で更新してきた。
ついでにオイル交換もしたので、帰り道のDax号の走りは上々だった。
これからもよろしく、Dax号。
ごきげんよう。