
NHK名作照明ドラマ、"ハルカの光"。矢島弘一脚本。
照明オタクのハルカと店長西谷のショップに寿司屋の大将が『電球をくれ』って入って来て・・・。
テレビ欄に【名作照明ドラマ】ってあって、新番組なのにいきなり自分から【名作】とはこれ如何に?と思って観てみたら、【名作】は【ドラマ】にかかってるんじゃなくて【照明】にかかっていた。なるほどなるほど。
つまりは世にある名作照明をモチーフに人と人の繋がりを描くドラマ。その橋渡しをするのが照明オタクのハルカ。黒島結菜きれい&かわいい。
んでこの名作照明の数々がこれまたとっても素敵。形も由来も、そしてその暖かな光も。どれもこれもヒュッゲを感じた。
そう、ヒュッゲ。"
世界はほしいモノにあふれてる"で覚えたデンマークの言葉。"せかほし"をずっと観てるから感覚的に分かる。説明はしづらいけど。
そうなるとこのドラマにおける人と人の繋がり方もヒュッゲな感じ。ドラマ版"せかほし"と言っても過言ではないかもしれない。
そこに東日本大震災も絡めてきたりして、1話25分の全5話にギュッと諸々な要素が詰め込まれていた。
第1話の冒頭が真っ暗な海?で、それから毎回のタイトルコールがカメラ目線なのがちょっとカッコよくて、そしたら最終回にきちんと繋がって、しかもストンと終わって。ラストがとってもカッコよかった。
あと最終回前の予告編が巧妙にミスリードさせる作りになっていたのもニクい。
ハルカが店内の照明を愛しさを込めて『この子』って呼ぶのを真似して、私もウイスキーの説明するときに「この子は〜」って言ってみようかな。ヒュッゲ!
