
リドリー・スコット監督、"エイリアン"。
貨物曳航船ノストロモ号、乗員7名、貨物:鉱石2万トン、地球へ向け帰航中、不自然な信号を受信して・・・。
言わずと知れた名作、"エイリアン"。2を観た後に遡って初めて観たのもかなり昔のこと。だから詳細は覚えてないけど、2がバリバリのエンターテインメントだったのに対して、この1はガチのサスペンススリラーだったってのは覚えてる。
まずタイトルバックからしてカッコいい。幾何学模様みたいなのが徐々に【ALIEN】ってなっていく。そしてカメラがノストロモ号の外部から内部へと移動したら、これまた内部がカッコいい。さすがのリドリー・スコット。初期も初期のこの時点で既に世界観が完成されている。
詳細を覚えていないからいろいろとめちゃくちゃ新鮮だった。シガニー・ウィーバーのクレジットが2人目ってのも第1作ならでは。
1979年の作品だからコンピューターがまだ古いのもちょっといい。画面にしても音にしても懐かしい。よくこれで宇宙に行けたなって今なら思う。マザーもあんまり役に立ってないし。
そしてジョーンズ、猫の存在がとても重要だったのがまた。途中からジョーンズのことだけを心配していた。だからリプリーが思い出した時は心底よかったと思った。ジョーンジー!
エイリアン、最後のあの出てき方はあんまりだわ。めちゃくちゃ怖いじゃないの。"サスペリア2"くらい怖いじゃないの。リプリーがんばったわー。ちゃんと地球に戻れたかなー。