
チョ・イルヒョン監督、"#生きている"。
遅くに目覚めたジュヌ。家には誰もおらず、母親からは『何か買って食べなさい』との書き置きと一緒にお金が。いつも通り、オンラインゲームにログインすると違和感を感じて・・・。
いきなり訪れた非日常過ぎる展開。人々が凶暴になる感染症が蔓延してしまっている世界。要は突然、外がゾンビだらけの状況ってこと。
家に1人っきりのジュヌ。家族の安否も分からない。窓から見える範囲内ではゾンビが徘徊しまくっている。
テレビはやってるし電気もガスも水道も通じてるのに、インターネットと電話が通じないという環境がどれだけ不便か、どれだけ閉塞した状況に陥るかってことを痛切に感じた。現代社会におけるライフラインは意味合いが違ってきている。そう思っていた序盤。
しかしながら中盤で水道とガスが通じなくなる。かろうじて電気は通じていても簡単に水を得られないのは厳しい。やっぱりライフラインはライフラインだな。
いろんなゾンビ映画を観てきたけど、韓国のゾンビは速いから嫌だ。走るし、動きもめっちゃ速い。しかも視覚嗅覚は人間のままで、その上、経験値のある身体的能力も持続するだなんて。んでずっと観てたら聴覚も相当じゃないの。こんなの勝てないって。生き残れないって。
と思うんだけど、なんとかかんとか生き延びていくジュヌ。さすが主人公。
私、確信しました。山登りグッズ&スキルがゾンビ世界を生き抜く最高のウェポンです。来たるべきゾンビ世界に向けて山登りを始めようかと本気で思いました。そしてドローンまであったら鬼に金棒です。でもってやっぱり怖いのは人です。用心すべきはゾンビよりも人です。けれど最終的には信じて救助を待つしかないのかもしれません。それがゾンビ世界をサヴァイヴする唯一の方法のように思えます。
なんてことを考えていたら、ふと気付いた。この話ってコロナ禍におけるステイホームを推奨している映画なのかなと。外出したらゾンビに襲われて死にますよっていうのは、つまりは外出したらコロナに感染しますよっていうことなのかなと。外出することへのリスクに警鐘を鳴らしているのかなと。知らんけど。
今作を観た日にたまたま見て、やっぱりみんなそう思うんだなと納得したツイートがこちら。

四千頭身後藤が生きていてよかった。