
マーティン・ブレスト監督、"ビバリーヒルズ・コップ"。
デトロイト市警の刑事・アクセルは切れ者で凄腕だが、独断専行が過ぎて上司からは疎まれている。ビバリーヒルズから幼馴染がやってきて・・・。
何十年振りかでNetflixで鑑賞。本当に便利な時代になったものだ。
1984年の作品だけど、今観てもおもしろい。なんなら思っていたより物語が複雑。子供の頃にこの物語を理解していたとは思えない。
そしてエディ・マーフィーのハマリ役っぷり。達者なおしゃべりで相手を煙に巻くスタイルってのが独特ですばらしい。
タガートとローズウッドの名(迷)コンビもよい。ローズウッド、現代日本版なら絶対に工藤阿須加だな。
こんな感じの軽いながらも上質なアクションコメディ、それも上映時間が100分前後って作品がとても好き。こんなのばかり観ていたい。
と思って、それっぽい知らない作品をNetflixで観てみるんだけど、やっぱりちょっと違うんだよなーってなるのがほとんど。
そういう意味で今作は最高である。
なので続いて。

トニー・スコット監督、"ビバリーヒリズ・コップ2"。
高いスーツを着てフェラーリに乗って潜入操作中のデトロイト市警の刑事・アクセル。ビバリーヒルズ市警のボゴミル警部はランニング中に何かに気付く。そんなボゴミルとアクセルは釣りの約束をしていたのだが・・・。
なんだかんだあったものの、前作のラストで意気投合したっぽいアクセルとボゴミル警部。タガートとローズウッドは言わずもがな。
なのであれ以降も交流は続いていたらしいってところから物語は始まる。1987年の作品だから前作から3年後の作品で、作中でも同じような経年設定。
ローズウッドがアクセルに感化されてか知らないけど、銃器に目覚めていたり、サングラスやコートなど、目に見えて分かる変化が楽しい。部屋にはスタローンのポスターが貼ってあるし。"ランボー"とか"コブラ"とか。
でもって敵が彼女なのが最高。

我々世代にとっては【ドラゴの嫁】ことブリジット・ニールセン。実生活ではスタローンの嫁だった。長身でカッコいいし、悪役が似合う。
残念なことに現在、第3作はNetflixでは配信されてないんだけど、まさかの新作となる第4作をNetflixが制作・配信するらしい。もちろん主演はエディ・マーフィーで。
新たな"ビバリーヒルズ・コップ"、楽しみに待とう。