ジョージ・P・コストマス監督、"ランボー 怒りの脱出"。
服役中のランボーを元上官である大佐が訪ねる。特赦と引き換えにランボーにしかできない極秘任務を遂行するよう説得する・・・。
スタローンの肉体とアクションに目が行きがちだけど、実はかなりシリアスでヘビーな内容を扱っていた第1作。原題は"First Blood"。映画としての評価も高い。
それに続いての第2作である今作。原題が"RAMBO First Blood Part II"。なんと脚本はスタローンとジェームズ・キャメロン。意外!
そして今作で一気にランボーはランボーとして存在することになる。みんながイメージするランボーは絶対にこのランボー。
筋肉、寡黙、単独、マシンガン、ナイフ、弓矢、ゲリラ戦、派手なアクション。これこそがランボーである。
そしてめちゃくちゃ裏切られる悲しいランボー。そりゃー怒りの脱出ってサブタイトルになるわ。マジでもう怒りしかないよな。分かる、分かるよランボー。
でもな、あの基地の最新機材を撃ちまくっちゃいけないな。あれで助けられる仲間も助けられなくなっちゃうかもしれないぞ。どう考えたって確実に時間はロスするだろ。時間の問題なのに、だ。怒りにまかせちゃいけないこともあるってことを学んだ方がいいぞ、ランボー。
"ランボー 怒りの脱出" ★★★☆