マックG監督、"チャーリーズ・エンジェル"。
乗客満員の空飛ぶ飛行機の中、爆弾を身に付けた男に話しかける謎の大男。おもむろに爆弾男と共に空中に飛び出し・・・。
2000年公開の作品。なのでエンジェルたちはキャメロン・ディアス、ドリュー・バリモア、ルーシー・リューの3人。
何かと胸元開け過ぎ問題の女スパイ3人が楽しげに、そしてセクシーに、思いがけずバリバリにアクションをこなしていくだけで満足。3人がキャッキャしてるだけで成立する作品。
と思っていたら、意外と途中で大きな転換があったりなんかして。割と緩めの"ミッション・インポッシブル"の風情を醸し出している。
そしてまだこの頃はハリウッドでも日本が力を持っていたんだなーと郷愁の念。ビル・マーレイの相撲着ぐるみに思わず吹いた。
とりあえずこのメンツでの続編も観てみよう。
マックG監督、"チャーリーズ・エンジェル フルスロットル"。
モンゴル北部、エンジェルたち3人は任務で男ばかりの巣窟に潜入していて・・・。
ということで続編を鑑賞。スゴい。前作以上に内容がない。フルスロットルでない。
そして3人のエンジェルたちの衣装チェンジの回数がハンパない。しかも脈絡なく、且つ意味も分からない衣装や髪型が多い。キャメロン・ディアスのジャンボ尾崎みたいな髪型は何あれ。
完全に笑かしにきている。衣装や髪型にとどまらず、ダンスシーンやアクションシーンも笑かしにきている。ハマー・タイムの必然性とは?そういう意味では緩い"ミッション・インポッシブル"から緩い"裸の銃を持つ男"に変化、もしくは格下げってことでいい。
なんだけど、結局のところ、この3人のエンジェルたちが楽しそうにキャッキャしてればそれでいい。それだけで成立。それだけが"チャーリーズ・エンジェル"。
敵方のデミ・ムーアが気合入りまくりの顔と体型で臨むも、3人の楽しげな雰囲気の前には負けざるを得ない。だってキャッキャしてないんだもの。
そう、キャッキャ is 正義なのがチャリエンなのである。
Wikipedia先生によるとゴールデンラズベリー賞で最低続編賞を受賞とのこと。激しく同意!
またしてもキャッキャしてるのか、それともシリアス路線になってるのかは分からないけど、とりあえず観てみたい。
早くNetflixに降臨しないかなー。