
昨日の月曜日で成人の日で定休日。
ザ・クロマニヨンズのライブ、"ツアー PUNCH 2019-2020"@キャパルボホールへ。
チケット完売で会場は超満員。クロマニヨンズ人気、衰えず。ヒロトとマーシーってもう30年以上ずっとこんな状況なんだよな。すげー。
いつもの案内人が丹下段平なアイパッチをしていて、やけに『鉄拳』って言うからなんでだろ?って思ったけど、アルバムタイトルとツアータイトルが"PUNCH"だからかって遅ればせながら気付いた。
客電が落ちて、セットの"PUNCH"が電飾で輝き出した。カツジとコビー、マーシーとヒロトが登場してライブ開始!
いつも通り、ニューアルバムの1曲目でスタート。"会ってすぐ全部"、もういきなりテンションMAX。
これってヒロトとマーシーの歌だよなーと思う。そして後半のフレーズで強く拳を握って振り上げた。
ブルースをかきわけて パンクロックが行く
これぞ2人の音楽そのまんまの素敵なフレーズ。もうこのフレーズだけでご飯3杯はいける。ってくらいカッコいいし的を射てる。
"怪鳥ディセンバー"はちょっとポップで、続く"ケセケセ"がブルージー。照明の赤と青が映える。
今回のアルバムはライブ前から好きでかなり聴いてる。だからライブもいつもより更に楽しい。
そんなアルバムのA面が終わったところで昔の曲コーナー。じゃないと早く終わっちゃってクレームが来るからだって。
"ひらきっぱなし"、からの"底なしブルー"。めちゃくちゃ大好き、"底なしブルー"。ヒロトのブルースハープもカッコいい。
昔の曲もたまには聴いてねって。時々でいいからって。忙しいだろうけどって。米津玄師も聴かないかんやろうけどって。
シングルの"クレーンゲーム"からB面に突入。ランニングの最中にiPodがやけに推してきた"整理された箱"も生で聴けた。
マーシーがリッケンバッカーに持ち替えて"リリイ"、"長い赤信号"。アルバムでもこの流れが結構好き。しっとりしたのも好きって我ながら珍しい。
シングルB面の"単二と七味"。この歌詞でこんなにロックできるなんて本当にロックンロールって魔法。
最後の"ロケッティア"は本編ラストにとっておいて、ここからはノリノリコーナー。『今年も残すところ、あと350日くらい。来年こそはいい年にしような!』なんてヒロトの素敵なMCもここが最後。
爆裂ロックンロールパーティー開始。聴きたかった"生きる"でちょっと泣く。
見えるものだけ それだけあれば
たどりつけない答えは ないぜ
ってフレーズが胸に刺さった。生きる!って思った。歌詞には『生きる』って出てこないのにタイトルが"生きる"なの、本当にセンスあり過ぎ。
"どん底"からの"雷雨決行"。どん底だからあがるだけだし、夢がオレたちを見張ってるから引き返す訳にゃいかない。
"ギリギリガガンガン"、今日は最高の気分だ!マジで!
そして"ナンバーワン野郎"。立ち上がる!いつまでも!どこまでも!最高のセットリスト!
アルバム同様、"ロケッティア"で本編終了。汗だく。
アンコール。
フロント3人は上半身裸で登場。ヒロト、『仲良し』だって。にしてもみんな贅肉ってものがない。
まずは"突撃ロック"。永遠です!
続いてクロマニヨンズのデビューシングル、"タリホー"。ここから始まったんだなーと感慨深い。
最後の最後は"クロマニヨン・ストンプ"で大暴れで終了。
いつまで経っても経年劣化しない。いつまでもあのヒロトとマーシーのまんま。本当に奇跡だと思う。
そんな2人が作るロックンロールを4人で鳴らして僕らが聴いて叫んで踊って拳を振り上げて。
みんなの初期衝動が一体になる。それがクロマニヨンズのライブ。
今回も大満足。夏になったらこのピンクのPUNCH Tシャツを着るのだ。ロックンロール!
ごきげんよう。