
鈴木雅之監督、"マスカレード・ホテル"。原作は東野圭吾の同名小説。
品川に端を発した3件の連続殺人事件。現場には数字の羅列を書いたメモが残されており、それを解読するとホテル・コルテシア東京で次の殺人が起こると推測される。警視庁捜査本部の捜査員がホテルへ潜入捜査をすることになり・・・。
刑事でありながらホテルのフロントスタッフとして潜入するのが木村拓哉。その教育係であるフロントクラークが長澤まさみ。
この2人の画だけでこの映画は勝ったも同然。だと思うのはキムタク世代だからなのか。特にキムタクが好きってわけじゃないけど。
職業の違いから衝突する序盤。徐々に分かり合って互いを認め合っていく中盤。からの転がって協力して事件解決へ向かう終盤。
しかも疑わしい案件の解決を繰り返し、それも何気ない長澤まさみの発言からキムタクの洞察と推理が発動しての結果で。んでもって最終的には最初に戻るという正に王道の展開の物語。
いかにも東野圭吾作品。分かりやすいというか受け入れやすいというか。万人受けするのも納得。なんか安心して観ていられた。
ただなー。ホテルのスタッフがあんなに客、じゃなくてお客様の要望に応えますって描かれるとなー。これ観た理解力のないバカが同じことして『俺はお客様だ』ってなりそうなんだよなー。なんかそこが心配。だからそこが嫌。
もっと毅然とした態度で「NO!」を突き付けるシーンが1つでもあったら違ったのに。
なんて思っちゃうのは、私がサービス業従事者として未熟だからなんだろうな。そうなんだろうな。でもなー。
ごきげんよう。