諌山創著、"進撃の巨人"。〜29巻(以下続刊)。
壁の中で平和が続いて100年が過ぎた。ある日、壁を上回る巨人が現れて壁を壊し、あまりにもあっけなく平和は瓦解した・・・。
19巻までは読んでいたけど長らく放置していた。
そしたら先日、期間限定で28巻まで電子書籍で無料で読め、最新刊である29巻は100円で読めるというキャンペーンをやっていた。
期限がなかなかタイトだったものの、手元にある11巻〜19巻をまず読み、電子書籍で20巻〜29巻までなんとか読み終えた。
一旦読み始めてしまえば続きが気になって気になってグイグイ読み進めた。それもあって期限ギリギリで間に合った。
しかしながらこの設定でこの展開、スゴ過ぎる。これは描き始める前に非常に明確なプロットがあってこそだよな。いきあたりばったり感が全くない。
広げたのが無茶苦茶な大風呂敷だと思っていたものが、実はとても緻密な世界地図だった、みたいな。
だから読みながら出てくる謎や疑問が、読み進めるときちんと消化されていく。それもこちらの予想の遥か上をいく形で。もしくは予想だにしない方向へ。
なので読みながらの呟きが多かった。だからか!とか、なるほど!とか、そうか!とか、ああ・・・とか、すげぇ・・・とか。
長らく「なんでタイトルが"進撃の巨人"なんだろ?進撃ってどういうこと?」って思ってたけど、この疑問も解消されるとは。
おそらくもうすぐ終わるっぽいんだけど、これは最終回までしっかりと見届けたい。
とりあえずは12月発売の30巻を首を長くして待っていよう。
ごきげんよう。