日本テレビドラマ、"偽装不倫"。衛藤凛脚本。原作は東村アキコの同名漫画。
婚活に疲れた濱鐘子は福岡へ1人旅に出る。姉に借りていた服のポケットに姉の結婚指輪が入ってるのに気付く。行きの飛行機の中で、うっかりその指輪を落としてしまい・・・。
日テレの水曜10時で主演が杏ということは、私の大好きな "花咲舞が黙ってない"じゃないの!ってなって観始めた。
内容は全然違うし、それもタイトルに不倫ってワードが入っているしで、どうも好きそうな話ではなさそうだけど、それでも観てみた。
最初は話が進まないなーってやきもきしていたけど、途中からは独身なのに結婚してるって嘘をついたことだけでこれだけ引っ張るって逆に凄いなって思えてきた。潔いというか清々しいというか。
でも観終わって思ったよ。
丈、6話くらいでスペインに帰った方がよかったよねって。最終回だけであの展開にするんなら、もうちょっと前からの方がバランスよくなかったかなって。
そんな丈。もうあれね、ずーっとトランク引っ張ってるイメージね。次に何かで彼を観てもトランク持ってないか確認するもの。
そんなトランク丈こと宮沢氷魚、彼をこれで観ていたからこそのこの夏の
THE BOOMブームだったわけで。その点ではトランクに感謝。
お姉ちゃん夫婦もねー。怖いよ、賢治。目が全然笑ってないんだよ。しかも最後のアタックチャンスがボクシングだなんて。どうかしてるよ。
それからしたら風太はいい子だよ。間違いなくいい子だよ。老夫婦になっちゃえば歳の差なんか関係ないよなーと想像できるってことはお似合いってことなのかも。
あと鐘子のTシャツとか小物のご当地シリーズ、好き。"凪のお暇"の凪のへんてこTシャツシリーズよりもこっちの方が気になる。
てな感じで油断させておいて、最終回で『私の幸せは私が決める』とか『恋をするために嘘ついたけど、幸せになるためにもう嘘はつかない』って素敵な台詞を言えちゃう鐘子には幸せになって欲しい。絶対に藤堂さんの方がよかったと思うけど。彼女の幸せは彼女が決めるんだもの。
結論。日テレ水10は情報量が少ないので、こちらも少ないエネルギーで鑑賞、理解できるところがよい。なんならちょっと観逃してもどうもない。
省エネ鑑賞、ながら観OKなところがよいです。
♪好きーだと言ってしまーえば 何ーかが 変わーるーかな
ごきげんよう。