
デヴィッド・リーチ監督、"ワイルド・スピード / スーパーコンボ"。原題は"Fast & Furious Presents:Hobbs & Shaw"。
ロンドンで殺人ウイルスを所持するテロ組織をMI6が急襲し、ウイルスを確保したかに思えたが・・・。そしてアメリカのホブスとロンドンのショウに同時に依頼の電話が舞い込む・・・。
てことは物足りないんじゃないの?なんて危惧していた俺のバカ!開始早々、これ映画2本分でしょ!ってくらいの2人別々のアクションシーンにテンションがぶち上がる。
今まで微塵も語られなかったショウに妹がいるって設定の唐突っぷりに驚いたりもするけど、そうじゃなきゃ物語が広がらないしおもしろくないんだから、そこは素直に受け入れようって思えるのがワイルド・スピード。ご都合主義も程度問題というか、要はバランスが大事。
とはいえ、やっぱりワイルド・スピード。カー&バイクチェイスシーンがもうとんでもない。
敵の乗ってるバイクが自動運転可能設定だったりなんかするもんだから、今まで観たことのない動きをしてくれちゃう。中盤のチェイスシーンはマジで出色。あれはもう次のフェーズに入った感がある。思わず「かっけー」って声が出た。
あとラストのドローンね。あれが出てくるんなら、もう今からのアクション映画は大変よ。追いかけられまくりじゃないの。
そしてもう1つ。やっぱりワイルド・スピードなのが、ちゃんと【ファミリー】がテーマとしてあること。
今回は仲間じゃなくて本当に家族って意味だけど。そこが取って付けた感じじゃないところがとても良い。
ショウの過去もだけど、ホブスの過去も語られる。ホブス、サモアの出身なんだって。
あ、それとニトロ。あれが出てくるところがやっぱりワイルド・スピード。やっぱニトロがなきゃ終わらないわな。
でも出てきた時に笑えた。やっぱり出てくるんだ!って。最&高。
こうなるとドミニクも出てくる続編が益々楽しみ。期待して待っていよう。
ごきげんよう。