バリー・ソネンフェルド監督、"メン・イン・ブラック"。
国境を越えて不法移民を運ぶトラック。警察に止められるが、横から黒づくめの男2人が割り込んでくる。その一方で、ニューヨーク市警のジェームズは犯人を追跡中、その人間離れした逃走っぷりに舌を巻く。なんとか追い詰めると犯人の目蓋が正に人間離れした動きを見せ、直後に飛び降り自殺してしまう・・・。
おそらく劇場公開時に映画館で観た以来の再鑑賞。
あの時に観た時の感想は覚えている。観終わってまず思ったのは「ちっちゃ!」だった。大風呂敷を広げたにもかかわらず、話がとっても小さいなと感じたのだ。その印象が強くて、それだけは今でも覚えていた。
あれから20年以上経ち、物語の細かいところどころか大まかな筋も覚えていない、言わばとてもフラットな状態で観たわけだが、そんな私が観終わってまず思ったのは、やっぱり「ちっちゃ!」だった。
もっと大きな話にできそうなもんだけど、本当に狭い範囲で少ないキャストでちんまりしている印象。
制作費が少なかったわけでもなかろうに。どうにも漂うB級感。主役2人のギャラが高過ぎたとか?なんて邪推してしまう。
でもこれ、B級映画だと思って観たら逆に相当な当たり。時間も90分ちょいだし。お気楽にすんなり観ることができる。
そんなわけでB級的に楽しんで観ていたわけだが、ラスト、こんな終わり方だったんだ!ってちょっと驚いた。よく続編を作ったな。どういう設定にしたんだろ?興味あるー。
しかし残念ながらNetflixに2はないのであった。でもなぜか3はある。ので2はすっ飛ばして3を観ちゃおう。そうしよう。
ごきげんよう。