電車を乗り継いで目的地へ。
到着したのは有馬温泉駅。
日本三大古泉にして三大名泉でもある有馬温泉が今回の目的地。
お宿。
てってれー。
ロビーも壮観。
部屋からの景色もまた。
ちょっと曇ってはきたけれど。
神戸から山1つ超えてきての山の上だそうです。そう言われたらトンネルが長かった。
お部屋。
ベッドルームもあり。
この【金泉梅】ってのが、この時点では「?」なんですけど、この後に温泉に入ったら分かりました。
こちらのホテル、9階と地下2階(といっても山の上なので露天風呂あり)に大浴場がありまして、そこには金泉と銀泉てのがあるのです。
銀泉てのは無色の透き通った普通の温泉なんですけど、金泉てのが赤茶に濁った温泉なのです。といっても臭いがきついわけでもなく、ドロドロしてるわけでもなく、泉質としてはかなりサラサラ、なのに赤茶色してるんです。金泉、これは新鮮。
なので着いて早々に9階へ。ちょっと休憩して今度は地下2階へ。
地下2階にはヘルスケアスペースもあって、いろいろと計ってみたりなんかして。
血圧も血液循環も体組成計にまつわる諸々も全て正常値、実年齢以下の数字を叩き出して調子に乗っていたのに、肌健康度が悪いという結果が出て若干意気消沈。
結構気を遣ってるつもりだったのに肌年齢54歳て。実年齢プラス8歳。これからスキンケアに目覚めます。
というところで晩餐。
部屋食。先付やら前菜やらが皿数多く、品良く盛られ、見ていて楽しい。食べるとおいしい。
六甲ビールで乾杯!
せっかくなので地元のビールで。
下の容器に水を入れたら蒸気が出て10分程で蒸し上がり。
鱧と胡麻豆腐の湯けむり蒸し。
お造り。
鱧が盛られてるあたりが季節だし関西だし。
椀物。
これは蓋を開けて蓋の裏側を愛でるパターン?
正解。
このパターン、土井善晴先生に学びました。海老枝豆真丈ふわっふわ。
ばーちゃんと叔父。
頭の上のタオルはご愛嬌。
地元の日本酒。
名前からして縁起が良い。
黒毛和牛とろろすき鍋。
しゃぶしゃぶしたら、とろろ or 温泉卵で。薄くスライスしてクルクル巻いてある牛蒡がユニーク。
東寺揚げ鼈甲餡かけ。
これが謎で訊いてみたら、東寺揚げってのは湯葉で包んだ揚げ物だそうで、これはとうもろこしとじゃがいもの東寺揚げ。
ちなみに私、【鼈甲】が読めませんで、これで【べっこう】なんですね。ムチは罰、無知は罪、ムチムチは俺好み。
ご飯のお供。
有馬の肉味噌、ご飯、香の物で〆。
そしてデザート。
これはまた椀を愛でるパターン。神戸の夜景に。
打ち上げ花火。
そしたら客室係の方が『食べ終わったらまたありますよ』とのこと。
果物を食べ終わったら。
線香花火。素敵。
満腹だなーなんて思っていたら叔父が、下のバーに行ってみようってことで。
なんとピアノ弾き語り中。ゴージャス!
シャンソンの弾き語りが響く中で乾杯。
夏はダイキリ。うまい。
ほろ酔いの午後10時。普段より全然早いけど、さすがに早起きしての移動だったので電池切れにて就寝。
つづく。