大友啓史監督、"3月のライオン 前編"。原作は羽海野チカの同名漫画。
小さい頃に両親と妹が交通事故で他界。1人になった桐島零は父親の友人で棋士の幸田に内弟子として引き取られ、中学生でプロ棋士になる・・・。
漫画は読んでないけどアニメは観ていた。だから内容は知っている。キャラクターも分かっている。
なので主演が、桐山零が神木隆之介って時点でもうすばらしいなと思った。まんまじゃん。
ただ他のキャストは知らないまま観ていて、なんならアニメで満足していたので実写はどうなの?くらいの冷めた目線で観ていた。
そしたら川本さんちのあかりさんが倉科カナで、これにはもう拍手するしかなかった。すんばらしいキャスティング。100点満点の120点!
ひなちゃんが清原果耶ってのもいい。おじいちゃんが前田吟ってのもいい。でもモモちゃんはもうちょっと福々しい子がよかったかな。
それと最初こそ義姉の有村架純に違和感があったけど、途中から悪くないなって思えてきた。染谷翔太の二階堂も健闘していた。
あとあれ、将棋会館の偉い人、岩松了がハマってたなー。アニメのまんまじゃないの!派手なシャツとネクタイの組み合わせも秀逸。
思いのほかキャステイングがいいなーなんて思いながら観ていて、後半で島田八段が出てきた瞬間に雷に打たれた。
佐々木蔵之介!まさに島田八段!彼以外いないわ!すんばらしい!もう300点!
んで、ここら辺から物語にも引き込まれていって、最初の冷めた目線はどこへやら。
結果、2時間半を飽きることなく観終えた。おもしろかった。
後編でどこまで描かれるんだろう。楽しみだ。
ごきげんよう。