昨日26日(金)の大須賀ひできライブ@水。
長くやってる方はさすがに違う。1人なのにセッティングが「あっ」という間。
マイクからアンプからスピーカーからギターから何からなのに、あっという間にセッティング。
そしてリハーサルにはしっかり時間をかけて。
そんなリハーサルを聴きながら、柔らかくていい歌声だなーと思っていた。
本番。
金曜日の昼間なのに受け入れの方の尽力でほぼ満員。ありがたや〜。

スタンダードナンバーの"翼をください"、メジャーデビュー曲の"肩車"、オリジナルの"ぼくはもしかしたら"、デューク・エイセスの"君の故郷は"。
基本的にはフォークの人。なのでギター弾き語りがしっくりくる。いい声でいい歌。
と思っていたら、デューク・エイセスの【にほんのうた】シリーズから群馬の歌とのこと。
なんだろ?って思っていたら、みんな知ってる"いい湯だな"。
実はあの曲はドリフターズじゃなくてデューク・エイセスがオリジナルなんだそう。
そしてオリジナルには『ババンババンバンバン』も『ハ〜ビバノンノ』も『あははん』もないんだそう。へぇ〜!
ギターを置いてカラオケで"いい湯だな"。年齢層高めの客席をマイク片手に回りながら、時にマイクをお客さんに向けての"いい湯だな"。
からの再び【にほんのうた】シリーズで京都の歌、"女ひとり"。これも知ってるわ〜。京都、大原、三千院。
知らない曲でも、いい声で上手に歌われるとグッとくるのに、それが知ってる曲だとなおさら。声がいい、歌がうまいは正義。
そんな流れで全く知らなかった樋口了一のカバー、"手紙〜親愛なる子供たちへ"がグッときた。知らない曲で初めて聴いたのにグッときた。
年老いた親から介護をしてくれるであろう子供へ向けた歌なんだけど、こういう曲が歌われる時代になったんだなーと思ったし、ターゲットとする層が明確で、きちんとそこに向けて歌っている感じもよかった。

フォスター作曲の"ビューティフル・ドリーマー"のカバー、映画音楽で"ひまわり"のテーマ、映画つながりでオリジナルの"チャップリンは笑っている"。
本編の最後は2年前の還暦を迎えた時に作ったという"ハロー60's"。私的にはこの曲が一番好きかもってくらいノリノリの曲で、みんなして『ひでき!』コール。
からのアンコールは"上を向いて歩こう"。オーソドックスなスタンダードで終了。
普段自分では行かないタイプのライブだったけど、声は心地いいし歌はうまいしで満足。それも目の前で聴けたという贅沢仕立て。
いらしていたお姉様方も帰り際に口々に『よかったわ!』っておっしゃっていた。
そんな大須賀ひでき、今日は喜入でチャリティーライブだそう。精力的!
私も負けずに精力的にいこう!
よしなに。ごきげんよう。