昨日のカニコーセンのライブ@水。
昨年の12月以来だけど、ツイッターやらブログやらで繋がっているからか、あんまり久しぶり感のない再会。
いきなり『軍国酒場って〜』って話をされて、カニコーセンさんらしいなーと思った。
リハーサルのギターと歌声を聴きながら、やっぱりいいなーと感じていた。
準備とリハーサル終了の図。
物販のCDやらなんやら。
ライブ開始前、お客さん1人1人に手渡しで配られたのがこちら。
フリーペーパーの束とセルフ解説。なんかもうすでにおもしろい。
8時になって開演。お客さんの入りはぼちぼち。
鹿児島に縁もゆかりもなく、ライブどころか鹿児島に来たのも初めてのカニコーセン。『ここにいらしてるほとんどの方とはこれっきりだと思いますので、そう思ってセットリストを組んできました。』という素敵なMCで幕開け。アンコールまで(?)たっぷり25曲のフルボリュームライブだそう。
"なごり時計"からの"粗塩"という"True Blue"な流れでスタート。"True Blue"大好きな私にしたら、この時点で優勝。
そしてノイズ漫談でシーンとなる。この先どうなる?とちょっと思う。
けれどリハーサルでものすごく響いた"人間になれた"が本番でもとてもよくて安心する。また好きな曲が増えた。
MCはお世辞にも盛り上がっていたとは言えないけど、みんばがぽかーんと口を開けているのはそれはそれでおもしろいから良し。
前半の締めは、しんみり系を立て続けに。ギターもうまいし歌もうまい。そしてちゃんとグッとくる。
"播州平野に黄砂がふる"、"ベッドタウンブルー"で前半終了。
後半もやっぱりノイズ漫談。前半に続いて2回目ともなると、あれでお客さんが引いていく感じも悪くない気がしてくる不思議。
"市原悦子の眼力にゃいつも驚かされる"でコール&レスポンス、できないわ〜。
機材を駆使しての"妹よ"。エグいけど内容と構成がおもしろいから好き。
元ネタバレバレの"キスしたい"もよい。
謎の下腹エクササイズでまた引いていくお客さん。この感じ、ちょっと慣れてきた。
そして"インクライン"。イントロが鳴った瞬間にもうグッときた。この曲が弊店で歌われていることが幸福だなって思えた。店をやっててよかった。カニコーセンを知ってよかった。カニコーセンのライブをやってよかった。生きててよかった。
"酔いが醒めたらウチに帰ろう"、"君の家の犬の顔に恋してる"で後半終了。
そのままアンコール。
最後は"ホットライン"。この曲ができたきっかけを話してから歌ったもんだから、とんでもなくグッときた。泣きそうだった。
私的には大満足のライブ。お客さんたちも満足だったはず。結構CD買ってたし。
終了後はカニコーセンさんも一緒にカウンターで飲んで打ち上げっぽく。楽しい夜。
やる前は集客が大変だしライブ営業はもうしないぞって思うんだけど、やったらやったでとても楽しいので、頼まれたらついつい引き受けちゃう。ずっとそのパターン。
だからまたいつかあるかな、カニコーセンのライブ@水。あったら、とりあえず私は楽しいな。間違いなく。
ごきげんよう。