ペイトン・リード監督、"アントマン&ワスプ"。
ハンク・ピムと娘のホープは、1987年にソ連の核ミサイルを停止させるために際限なく小さくなり、量子の世界へ行ってしまった妻のジャネットを取り戻そうと研究を続けている。一方で、アベンジャーズの内乱においてアントマンとしてキャプテン・アメリカ側についたがために逮捕され、2年間の自宅軟禁を命じられているスコット・ラング。以前に量子の世界を垣間見て生還したスコットは、量子の世界に行ったきりのジャネットを幻視する・・・。
前作の"
アントマン"を先日のテレビ放送で再鑑賞していたので、復習はバッチリ!と思って観始めたら「ん?」ってなった。しばらく経って納得。なるほど、これは"
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ"の直後の設定か。だからドイツでどうとかキャップがどうとかって言ってて、スコットは自宅軟禁になってるのか。そうかそうか。
その辺を知らずに観たらちょっと謎設定かも。でもまあ大筋にはあんまり関係ないか。
と、それはいいとして、文系頭の私としては大筋に関係ある量子の世界がさっぱり。物理?化学?数学?何?全く分からない。
なので私の中では漠然と【超小さい世界】と理解して物語を楽しんだ。まあそれでなんとかなるっちゃなんとかなる。フィクションだし。エンターテインメントだし。
そんな難しいことはさて置き、とても単純なことで、小さくなったり大きくなったりでこんなに映像的に楽しいんだなって思った。本当にただただおもしろい。
家が小さくなったら家ごと引っ越しできるし、車が小さくなったら駐車場もいらない。ペッツが大きくなったらそれだけで愉快。それもキティーちゃんのペッツなら尚更。
そんなおもしろ映像をキャッキャと楽しんでいたら、実は家族の映画でしんみり。ハンクの家族、スコットの家族、そして敵方も。
やっぱり家族って大事よねーって感じで大団円・・・と思っていたのに。
ということで、来年公開の""アベンジャーズ インフィニティ・ウォー"の続編を待つしかない。
にしてもスタン・リー、もうカメオ出演の域じゃないな。台詞が長くなってるし。
ごきげんよう。