
おぷうのきょうだい著、"俺、つしま"。
野良猫だった【つしま】。ある日、ゴミを漁っているところをおじいちゃん(っていっても実は女性)に見つかり、おじいちゃんの家で飼われることに・・・。
元はネットで公開されていた漫画で、好評につき書籍化したそう。
何よりこのつしまのふてぶてしい表情がとてもいい。この表紙を見た瞬間に買うと決めた。
表情以上に態度もふてぶてしく、だからといって可愛げがないわけではなく。いかにも【猫】でとてもいい。
つしま以外にも猫が出てきて、最年長にしておじいちゃんとの暮らしも長い【ズン姐さん】、つしまと同じく半野良状態の【ちゃー】、ゴリゴリの野良だけどたまにおじいちゃん家に来る【オサム】、それぞれのビジュアルもキャラもとてもいい。
話はそんな猫たちとおじいちゃんとのあれやこれや。別段にドラマチックな物語じゃなくて猫がいる日常の物語。
だと思って読み進めていたら最後の最後で泣くはめになった。そんなの泣くわ!絶対に泣くわ!
ちなみに昨日いらした『だいすきな動物たちを描いて』いる
パステル絵描きのくもざるさんにこの漫画を見せたところ、表紙を見るなり『わー!』ってなって、結構リアルですよねーっておっしゃってました。
と、そんなくもざるさんの個展が来週からありますよ。


津久井久美子 パステル画 個展
いのちのかたち 2
6月8日(金)〜19日(火)
11:00〜18:00(最終日17:00) 13日(水)定休日
ギャラリー白樺
鹿児島市泉町14-9
お時間がございましたら是非に。
ごきげんよう。