昨日の日大の会見をYouTubeのライブでまるっと見てしまった店主です。ハロにちは。
そんな私が今日したこと、それは・・・。
深作欣二監督、"仁義なき戦い"の鑑賞。20年以上振り。
広島の呉、戦後の闇市を起点にヤクザになる若者たち。敵対するヤクザとの攻防、仲間内での騙し合い、足の引っ張り合い。
"仁義なき戦い"のタイトル通り、そこに仁義はない。子分だろうが親分だろうが身内だろうが関係ない命の取り合い。
そんな中、独り仁義を通そうとする広能昌三(菅原文太)はバカを見る結果に・・・。
広能が所属する山守組の親分、山守の狡猾さよ。そしていつの間にか側近になってる槙原の小狡さよ。
狡猾なのに短絡的で目先の利益でしか動いてないから、巡り巡って自分の首を絞めることになり、問題解決のために更に問題を大きくするしかなく、どうにもならなくなったら全て人のせいにする。
最高責任者でありながら責任を取ることはない。
この構図はまさしく・・・。
ラストシーンの広能の台詞、『山守さん、弾はまだ残っとるがよう』にやっぱり痺れた。
調子にのって続編も鑑賞。
深作欣二監督、"仁義なき戦い 広島死闘編"。
時代設定は前作と同じの続編ながら、実質的主役は山中正治(北大路欣也)。
広能以上にいいように使われ、最終的に哀愁漂う死に様を見せつけていた。
そんな広島死闘編、ぶっちぎりで強烈な印象を残したのが大友勝利(千葉真一)。
クレイジーっぷりがハンパない。仁義もクソも関係ない。実の親ですら手の付けられない暴れっぷり。
彼の生き様を如実に表す『のう、おやじさん、テキヤじゃろうと博打打ちじゃろうとよ、わしらうまいもん食ってよ、マブいスケ抱くために生まれてきとるんじゃないの』は名台詞にして名言。
そんなこんなでサーズデナイ。
「そんなこんな」の「こんな」を劇中の『こんなぁ(あんた)』と混同するくらいには影響受けちょりますけぇ。堪忍してつかぁさいよ。
よろしゅう。ごきげんよう。