昼間に銀行に行きまして、平日だから人も少ないだろうし待つこともなかろうと思っていたのですが、銀行サイドもヒマを見越して受付の方々が休憩中なのか、こぞっておらず、少ない窓口に業務が集中してしまい、結果、待たされることになってしまいました。
まあ、こんなこともあるわな。逆に忙しい金曜日の方が早かったりするもんな。なんて考えながら持参した文庫本を読んでいました。
そしたら私の後方から女性の厳しい声が聞こえてきました。
『私、〜番でもう〜分待ってるんだけど!窓口が少ないんじゃないの!みなさんこんなに待ってるのに!』
待たされてるのに痺れを切らしてサービス係の方に文句を言っている年配の女性がいらっしゃいました。
うーむむ。今それを言ったところで瞬時に解決するはずはなく、あと数分も待てばあなたの番は回ってくるでしょうに。そんなことを言ってしまったばっかりにお互い嫌な気持ちになるじゃない。つーか、最後の『みなさん』は余計じゃないっすか。何その自分だけじゃない感。この場の総意を代表して言っているんです的な。なんか逆に迷惑。少なくとも私は承知の上で待ってて困ってないので。
なんて思いつつ文庫本を読んでいたら10分くらいで私の番になりました。たかだか10分。のんびりいきましょうよ。と思った次第。
そしてついさっき出勤してきましたら、弊店のビルの前でおじさんとおじさんが怒鳴りあっているじゃありませんか。離れたところからでも会話の内容がまるっと分かるくらいの大声で。
片や白髪のタクシー運転手、片やベージュのコートを着たサラリーマン。2人とも確実に50歳以上。そんな大の大人たちが夕方6時に天文館の片隅で『手を出すんなら出してみろよ!』「お前こそ出してみろよ!」みたいなやりとりをやっているのです。
うーむむ。あばれはっちゃくのお父さん(東野英心)のいつもの台詞、『父ちゃん情けなくて涙出てくらい!』が脳裏に浮かびました。場所が場所だけに、さすがに看過はできないかなーと思いながら近付いていっていたら、ちょうど近くの交番からおまわりさんがやってきました。徐々にトーンダウンする2人。
まだこんな時間だし酔っていたわけでもなかろうに。何をそんな怒鳴るようなことがあるのでしょう。気を抜いていきましょうよ。と思った次第。
春だから?季節の変わり目だから?カルシウムが足りてないから?なんか世知辛いですね。
と、私及び弊店は、そんなこととは全く無縁でのんびり気を抜いて営業中です。なんならもうちょっと気合を入れた方がいいんじゃないかってくらいで。
ごきげんよう。