TBSドラマ、"IQ246〜華麗なる事件簿"。
貴族の流れを汲む法門寺家の89代目の当主、法門寺沙羅駆(ほうもんじしゃらく)はIQ246という並外れた頭脳の持ち主。口癖は『ああ、暇だ暇だ。どこかに私が解くに値する謎はないものか・・・。』時の権力者とも密接な関係がある法門寺家。警察の上層部とも関係があり、警察が抱える難事件を勝手に捜査する・・・。
突拍子もない設定の謎解きミステリーだと思って観始めた。そしたら設定以上に織田裕二の役作りが突拍子もなさ過ぎて口をあんぐり。あの台詞回しを受け入れるのに第1話の45分くらいまでかかった。だから第1話の記憶はほとんどない。
でもまあ謎解きものって好きだから観てたんだけど、観ても観ても謎がチープ。逆にリッチなのが共演者たち。おディーンことディーン・フジオカ、たおたおこと土屋太鳳、そして貫禄の中谷美紀。
中谷美紀なんて貫禄ありすぎて、この人がちょっと変わった監察医なんていうちょい役で終わるはずがない、ははーん、さてはあのルブタン履いてるおかっぱの黒幕は実は中谷美紀だなって序盤で分かってしまったくらいだ。
おディーンはカッコいい役でただただカッコよくってよい。最終回の最初の5分なんて完全におディーンタイム。おディーンのカッコよさを堪能するためだけのシーンだった。
んで、たおたお。"鈴木先生"で初めて観た時にはその役柄もあってミステリアスで底知れない雰囲気があったのに、朝ドラ"まれ"を経ての今、本人が体育大学に通っているからか、なんだか熱血正直素直そして運動バカみたいな感じになってるのがちょっと寂しい。もうちょっとなんかあると思うんだけど。
とかなんとか言いながら最後まで観てしまったわけで。これで今期のTBSドラマは"
逃げるは恥だが役に立つ"、"
砂の塔"と今作と3作ともコンプリートしてしまったわけで。やっぱり【ドラマのTBS】は伊達じゃないわけで(いつの時代の呼び名か)。
来期のこの枠、日曜日のTBSドラマは何かなぁ・・・。主演・木村拓哉だと?
観るのか?観ないのか?それが問題だ。
ごきげんよう。
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IQ246〜華麗なる事件簿" ★★★